友人から紹介されて買ってきたのがコレ。

以前、騎馬民族と漢族っぽい話を書かれていて
雑誌掲載を飛び越して単行本で出ていた。

雑誌掲載でちょこちょこ出されるよりも単行本で
一気にがっつり読みたくなる展開なので
今回も単行本書き下ろしは嬉しい。

感想ー。

前回がJUNEっぽいお互いを執着しあうドロドロ物だとすれば
今回はハッピーエンドなBLになったなあと(笑)

それでも、この作家らしく押さえるべきポイントはきっちりしていて
いくら中華風ファンタジーだからってそらねえべ、ということがなく
ストレスフリーで読める上に、今回ツボった描写が
主人公二人が軟禁されている状況で
ベットにゴロゴロしながら武侠小説を読んで菓子を貪り食う場面ヽ(*゚▽゚)ノ

台湾や上海でお店の床に座って武侠小説を読みふける男の子たちが
まさにこんな感じで、思い出してしまった(笑)

しかめっ面する人はほっておいて幸せになったもん勝ち(意訳)
というト書きにこの作家さん、ホンマもんの中華好きだなーと感じた。

五部作で構想を練っておられるということだそうなので
残り三部をぜひ読みたいので、出版社さまお願いしますm(_ _)m

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