ファン太っす

2009年9月23日 映画
本日は映画2本立て。
「カムイ外伝」
”かむい”と聞いて頭の中で文字変換をした場合
「神威ちゃん」と充てるのは20代か30代前半
「カムイ」とカタカナに直すのは40代以上の人が多いのではないだろうか。
前者は現在中断中のマンガXの主人公・・・あー懐かしい(笑
で後者は映画の原作。原作でも「神威」とセリフに入っている場面もあるが
大抵はカタカナで表現されていたし、題名もソレですから。

父親が白土三平好きで自宅に「サスケ」「忍者武芸帳」「カムイ伝」があり
幼稚園の頃には読んでいた記憶がうっすら・・つうか、父ちゃん止めろや(汗

でまあ、ドラマやアニメは見たことがない世代なので
原作からストレートに映画を見たのだが・・
んーーー、まあアクションを中心にしたら、こうなるのかと。
なので原作にあるような階級闘争とか時代背景を元にした
骨太なドラマを期待するとスカを食らいますわな。

CGの多用はともかく一番の問題はビデオ撮りなのかもしれません。
映画フィルムで撮らないと時代劇独特の奥行きやら暗さが出てこない。
その上、脚本が軽いのとエンディングに向けての絞込みがないため
長時間の鑑賞は非常につらいものになっている。
隣に座っていた60代位の男性(おそらく原作ファン)もがっくりくるさね。

2本目「Xメンぜろ」
実はxメンをしっかりと見たことはないのだが
マーベルは抑えておかないとねーの気持ちでいってみた。

ああ、これがうわさのシリアスなストーリーをけっとばす
裸で納屋に猛ダッシュなのねーとか、ガンビットかっこええわーとか
色々あれども初っ端にローガンとビクターの戦場キャリア(OPクレジット)場面で
南北戦争、第一次世界大戦、ノルマンディー上陸作戦、ベトナム戦争って
お前ら何年生きてるんだーって辺りが非常にツボでした。

んで他の作品を見てる人ならば「あ、こんなところに!」「あんな場所で」
と気づいて喜べるぐらい、たくさんキャラクターが出るわけでありますが
それなのに一作品にまとめられているので非常に好感が持てる。
見終わった後に前作からもう1回見ようかとさせられるので
予習してからぜひ行ってくださいませ。

<おまけ>
映画と映画の合間に一緒に見に行った友人とお茶をしていた。
そろそろ時間だしと店を出た後に
「しゅわしゅわしたものが飲みたいねー」とおっしゃられる。
今出たのはコーヒー屋ですよね。
食後に甘いコーヒーが飲みたいのうって入ったんですよね。
おおお、マーベル映画には炭酸入りの甘いモノが付き物と!
じゃじゃじゃ、探しましょう。
既に口は「ファン太グレープ」を待ち構えていらっしゃるとのこと。
映画館近場のコンビニにはなかったため、あちこち探したところ
自販機でファン太発見。味もグレープ!
ところで現在位置は・・映画館から大分離れましたね。

教訓:秋口のファン太は天然記念物。

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