延期していた食事会で満腹になるぐらい食べる。
食欲減退気味になりがちな時期なので
辛いもので気合を入れるのはいいことだ。

さて、1週間以上かかったが読了。
本格ミステリの名作といわれるだけあって
さすがの展開とトリック。
特に場面転換のアクロバティックなことといったら
新幹線登場前の鉄道ミステリとは思えないような
広がりに圧倒されるであろう。

舞台が昭和20年代ということもあって
風俗に関する描写や単語が分からないことが多い。
ネットで検索すれば分かるだろうが
PCの電源を入れるのが面倒だし
小説の世界感を損ねるのが嫌で手元にある
新明解国語辞典(第四版)をひいてみた。

さすが明解さん。載ってる!(汗

ニコヨン:日雇労働者(死語)
おもと:ユリ科の園芸植物
やとな:臨時雇いの仲居(京阪方言)

これ以外にも当時のドライブクラブがよく分からん・・。
金持ちの学生が所有できない車を乗りに来るような描写があるから
今でいうところの高級車のレンタカーと思われるが
どんな位置づけだったのだろうか。
こればかりは辞典でも分からない。
当時に青春を送った人から聞くか、風俗記録を読みたいのだが
当たり前すぎてなかなか見当たらないのが困る。

高校以来のミステリ読みたい病になったため
トリック中心の本格モノを読み漁りたいし語りたい(笑
とりあえず図書館で名作を借りてこよう。

そんな決意も新たに「ぽんぽこ仮面」を読もうと夕刊を開いたら
DVD-BOX「臥薪嘗胆」の広告があり。
だおみんさんとふーじゅんさんですってぇぇぇ!
レンタルも同時開始。「大秦帝国」も見たいがこっちも気になるじゃないか。

コメント

nophoto
たかい@江湖のわるいおともだち
2009年7月9日22:03

>ドライブクラブぶっちゃけ「レンタカー」と呼ばれる前のレンタカー業者の総称ぽいですね。「パソコン」が「マイコン」と呼ばれていたようなものか(笑>臥薪嘗胆怨恨の応酬もそりゃさぞかし壮絶やろうなぁ……と納得のキャスティングもですが、販売元キャンペーンの「あなたの臥薪嘗胆バナシ大募集!」ってセンスもどうなのよって思います。「大秦帝国」買ったきりまだ絶賛放置中。あれは枕だ。枕暗器なのだ! と自分に言い聞かせてる!

かりん
2009年7月11日1:51

やはりレンタカー業者なんですね。
コンピューター管理前なので、刑事が調べるときは
どこでも帳簿を繰るのがたまらなくイイ(笑

>あなたの臥薪嘗胆バナシ募集
日本におけるアジア系芸能のすっとこどっこい企画は
インターネット時代になったからにはもう消えるだろ・・
という油断を突いた企画ですよ、きっと!!

でぃすかす幇で締め切り付きで毎週見るのが吉のようです。