朝もはよから隣町へ出動したのは図書館へ資料返却ということもさることながら
ラノベ読んでいたら朝マックしたくなったからであります。
時々食べると美味いんだよなあ。。通常のマックよりも軽いし。

さて、返した本の感想。

「DDD2」奈須きのこ
伝奇小説好きとしては今のトップ作家もきちんと読了。
本日の朝マックの原因はこの小説から登場するフォウマルハウト氏だ。
主人公からジャンクフードを横取りするシーンを読んでいたら食べたくなった。

「Fate」や「から」に比べればスタンダートな伝奇シリーズで
ついに闇ではなく光にあってまぶしいモノを題材に持ってきた。
それは「高校野球」。この作者でコレがくるとは思わなかった。
野球描写について細かく、くどいと思えるまで描写に裂いたのは
いつものひねった概念の文章の代わりかもしれない。

技術はもちろんだが、心理描写は本領発揮といえる快筆で
野球好きにも楽しめるのではないだろうか。

相変わらずの怪物ぶりを発揮する妹ちゃんもきちんと登場。次巻が楽しみ。

「新編・対の思想」駒田信二
エッセイ集というか、専門家向けの雑文というべきか。
パラパラっと読んでみたが、中国文学者としては柔軟なタイプなのだが
やはり老先生であり、昔気質の文学者という印象だ。

古典籍を読む鍛練を怠っちゃいけないなあと思わされる一方で
香港芸能や武侠小説など大衆文化にどっぷり浸ってしまった身には
軽いものばかり楽しむなと言われているようで重い気分を味わされる。


そして今回借りたものは。
時には本格ミステリというか、衒学趣味というか
中井英夫にやられた宇山日出臣氏おすすめ「天帝のはしたなき果実」、
それに冒険活劇モノやラノベなど。

それと一緒に「香港大富豪のお金儲け」という投資の心構えを説く
本を借りるあたりが私らしい。コアラでB型ですから♪

コメント

nophoto
たかい@江湖のわるいおともだち
2009年2月16日3:29

>金儲け
「アメリカの金持ちとーさん」でなく「香港大富豪」なのが
どこまでも江湖人(笑)★

あめりかとーさんより、酸いも甘いも 黒 い もガシガシ噛み分けて
世界規模の赤い勢力築きあげているようにしか思えない。>ほんこんらおばん

かりん
2009年2月18日14:10

>金持ちとーさん
内容は同じだと思うのですが、金持ちのとーさんよりも
香港のお金持ちの方が興味深いのでございますよ。

投資の本だから黒社会話はないと思うのですが
0.01%でも含まれていたら悔しいので借りました(-"-)b