「地球が静止」をついに見に行ってきた。
評価や感想は出尽くしているし、公開も終わりなので細々と。

自然や環境に対する考え方は相変わらずの欧米式なので非常に座り心地が悪く
子供の発言で敵と見なしたら殺すという強調された短絡さにほとほと疲れるが
一言でいえば「エヴァをドラえもんでやったような感じ」(笑)
宇宙人が地球へ襲来するのだが、これが使徒襲来みたいな絵であり
その目的は自然保護ということでドラえもん大長編のような展開をみせてくれる。

*ドラえもんと違う点は母系社会の寛容さがないところと
 将来に対してそこまで悲観するかねという救いのなさ。

「コンスタンティン」のような人間離れした端正なキアヌは楽しめるので
興味が沸いたらレンタルで(にやり)

さて、今日は「必殺仕事人」SP。
昨日の「朝まで仕事人」を見ていたら緒形拳の「仕掛人」が♪
このコッテリとしたどん暗さは今の脚本家では出せない味かもしれない。
遊び心いっぱいの藤田まことが出ている「仕事人」では
当時の勢いのある時代劇制作が垣間見えて羨ましいかぎり。
若い頃の村上弘明(花屋ですな)は画面に一人で入るとき以外は
立たせないという演出により、高い身長を感じられないのがすごい。

今回放送した「仕事人」では現在に生きる若者風味の婿殿で
芝居好きで仕事サボって見に行ちゃう(汗)分かるわー、この気持ち。
来週から連ドラになるのでゆるゆると楽しむ予定。

その隙間に「蝙蝠伝奇」と「武松」を鑑賞。
「蝙蝠伝奇」
これも大胆なアレンジがされているが「まて、これで終わりかよー!!」
というendがあるので安心だ・・。

・前作の場面からOPが始まる。もれなく一点紅は付いてきます。
・着替えを取りに行ったときしか3人美少女は出ませぬ。きーっ。
・最後のラッシュ以外は戦いよりも毒で死ぬ確率が高い。
・今回はカミカゼ特攻ばかり。いやん。
・火の中へいく仲間に手向けの水に濡らした衣類を巻きつける。動きづらくね?
・海に網を投げたら裸の女性がいっぱいかかる。大漁♪
・島に着いてからは「風雲たけし城」みたいな罠を一致団結してクリア
・蝙蝠公子がホタル状態。あの小道具ヤメレ。笑い死ぬわー
・仕事が終わったから帰るっていう最後はどうなんだろう。

「武松」
中国人大好きねー、このエピソード。
本編前の宣伝で「潘金蓮」、「金瓶梅」もあったがどうみてもAVだい。

・武松の伝記モノといって差し支えないぐらい丁寧な作りっぷり。
・こんだけはっちゃけたてぃろん(武松)は見たことない。
・酔っ払ってご機嫌のあまりにトンボ切ったり回転したり。
・いつものニヒルな笑顔でなく天真爛漫な笑みが似合わなくて笑える。
・お兄さんの仇打ちシーンになると、いつものてぃろんに戻ってる。

ショウブラで古典作品を扱ったものでは2本目となるが
原典に忠実で笑いのツボ具合は少ない。
そういう意味では武侠作品のネタ満載ぶりは
監督の趣味が反映されているのかしら。

コメント

nophoto
ひろ
2009年1月5日7:48

今年もよろしくお願いします。

仕事人はすっかり忘れてて最後しか見てないわ。orz
ジャニーズだらけは気になるが、当時とほぼ同じ時間帯に放送されるので
見られる限り見ることにするべ。
しかし村上弘明といえばどうしても後期の鍛冶屋に変換されるんだよな。(大汗)

かりん
2009年1月6日10:24

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

>ジャニーズだらけ
藤田まことの主水シリーズはアイドル路線ですし(京本さんとか)。
問題は若手よりも悪役や元締めなど
脇を固める俳優で時代劇をできる人が
減ったことじゃないかなと思います(--;