お正月

2009年1月3日 武侠
昨日、ファミレスで5時間もパリーグ昔話を語ってしまった。
阪急、西鉄、南海、近鉄をベースに土井監督時代のオリックス話を
身近に語れる人なんて一人しかおらんわけで、お互いの飢えが炸裂。
それはいいけれども、精神の体力は当時より確実に失われているわけで
今日は自宅療養と相成りました。ちーん。

NHKでサスペンスをやっていたので鑑賞。
証拠品が掛布のライターってスタッフに阪神ファンがいるに違いない(笑)
内容は「ケイゾク」、「トリック」、「古畑」をまぜて割ったような薄さで
どこか見た感じの演出としょーもないブラフで、脚本が死んでいる。
せっかく新年からスタートする「Q.E.D.」があるのだし
ミステリドラマを丁寧に作ればいいものができそうなのに残念。

ショウブラVCDを見ながら武侠関係の書籍を読んでいたら
ジミーさんは黒社会の人だったんだねえ(今頃気づくか)。
それはさておき、今回はてぃろん特集。
1本目は「多情剣客無情剣」
英語タイトルで「センチメンタル・スウォーズマン」
先月、日本で発売されたが原題で良かった。

よく考えたらあの作品の長さで1時間半って、どこをどうやって。
映画では李尋歓と周倉みたいについてくるオリジナルキャラを中心に
梅花盗事件を大胆にアレンジしてある(笑)箇条書きで感想。

・飛刀を投げた後に広げた大きな扇子には「小李飛刀」裏に「例不虚殺」!!
・VCDなので英語字幕も一緒に。飛刀は「ダガー」・・なるほど。
・阿飛がイー・トンシン。武器が棒じゃないのが残念。
・アレンジされてもアル中状態は健在、しかし誤解されまくるのは江湖の基本。
・林詩音(李尋歓が恋している娘)が独身設定。龍嘯雲の従兄らしい。
・希代の悪女である林仙児が普通の健気なお嬢ちゃんになっててびっくり。
・ぴ、ぴんくNINJYAが大暴れ(笑
・飛刀を防ぐ技に呆然。これがショウブラ・クオリティ。
・龍嘯雲の黒さはしょぼくなってる。しかしあの衣装で暗闇に立たれても。

謎が謎を呼ぶ展開はさすがだが、詩音が独身、仙児が健気っ子になったために
人間関係は単純化され、男女の機微や葛藤などの奥深さが消えてしまっている。
しかし、活劇映画としては面白いのでピンク忍者(笑)&必殺シーンを楽しむべし。

2本目「冷血十三鷹」
これは日本公開時に感想を書いたので省略。セリフを字幕で再確認する。
ちゃんと「片足を引きずって、暗い感じのなまけ者」って書いてあるわな。
改めて見たが敵を倒す技のおかしさは何度見ても笑える(^^)v

見栄を切る演技&カメラアップにウハウハ。
早く現代の作品を見て頭を切り替えなければならないが
てぃろんの視線にノックアウトしたため、戻れずにいる。
やっぱり原作買って読むしかないのか。買い出し旅行へ行けというのか(涙)

コメント