24日に休日出勤者を応募していたので申請したら、営業部門が対象のため受け付けられないとのこと。でも仕事が終わらないので泊まり込みで終わらせる。

その合間に。
「夕飯行ってきます!」と飛び出して渋谷へ買いに行ったのがコレ。
BL界を超えて少女マンガ?をリードしているよしながふみが
青年誌で連載している家庭ご飯マンガである。

グルメマンガというジャンルは青年誌では必ず1作品は入っている。
食材や調理法の蘊蓄や劇画タッチの味表現とかが
その料理ジャンルにもかかわらず使えるしウケるためであろう。

これが女性向けになるとレストランやカフェで働く人が主人公たちの
楽屋裏ネタや舞台のモチーフ扱いとなることが多いのは
料理のプロ技や貴重で高価な食材を見せられたところで
「そんなんあれば何作っても美味しいのは当たり前じゃない」
というツッコミが存在するからだ。
日々の家庭での戦いを甘くみるんじゃない・・(笑)

さて、このマンガでは弁護士のシロさんと美容師のケンジというゲイの
同棲しているカップルを中心に家庭で作れるご飯レシピを展開する。
「ゲイなんて将来が不安定なんだから貯金しなきゃダメだろ」
と自炊&節約をするという持論を展開するシロさん。彼が家事担当者だ。
(ケンジも洗濯物を畳んだり色々しているようだが・・描写という意味で)

なので食材も近所のスーパーの安売り品をぐるぐる回して消費している。
この前の巻ではスーパーで特売していたスイカの大きさで
「二人で消費するには大きすぎる・・・しかし安い」
と悩んでいたときに同じく家族は少ないがスイカが買いたい主婦の桂子さんと
店頭で意気投合し、ついには食材分け合いっこ仲間になっている。

これからも分かるように普通の独身男性ならば大多数が選ばない
食材セレクト基準が保たれている。お肉もあるがお魚や栄養バランスetc.

その合間にシロさんの仕事やケンジの友達などのエピソードが入っており
二人が40代前後ということもあって家庭や健康や友達付き合いなんかが
すごくしみじみと感じいらされてしまう。

それは男性マンガでありがちな超人でタフな勤め人や主人公ではなく
読者と同じような経済力と生活を暮らしている普通の人がいるのだ。
・・現実世界で大多数とはいえないところはゲイなところぐらいか(笑)

特に今回面白かったのがシロさんの二丁目デビュー話。
40代にしては若づくりでびぼーのシロさん。嬉しくはなかったが女の子に
モテていた(自称)。二丁目でもいけるかな、と思いきや全くモテない。

ゲイの愛されファッションが「短髪、ヒゲ、ぴたぴたの服、ガチムチ体系」
これがノーマルの人でいえば「ななめ前髪のセミロングに甘めのワンピ」
モテファッションという意味では同じという、すげい括り方!

そこでハタと気づいた。イ●ローさんって童顔だからアメリカ行ってから
ヒゲ伸ばしてましたよね?ゲイ除けとのウワサもあったが・・。
短髪、ヒゲ、ガチムチ体系(これは微妙だが脱いだらすごいはず)まではクリア。
ぴたぴたの服については、最近は知らないがゆるいシャツをお好みのはず。
良かった(は?)

なお、本日の夕食は駅の立ち食いそばでは私の中で高位にランクインする
渋谷駅山手線ホーム品川方面行き先頭車両近くにある「あじさい茶寮」
おじいちゃんとおばあちゃんの二人が切り盛りするこの駅そばは本当に美味しい。

大崎の駅そばも新幹線が見られるなど電車マニアにも評価が高いが
おされな雰囲気とイスありのカウンターが減点対象に(笑)

立ち食いソバのいいところは、私の身長から考えると分かるだろうが
どんぶりの近くに顔が出るため、腕の筋力を使わなくても汁が飲みほせる。
イスは楽だが食べるときに服へ汁が飛ぶ可能性があるし。
どんだけ面倒くさがりなんだか。

押井守作品の古いのを見ていたら「けつねコロッケ」がやたらと出るため
コロッケそばを最近は食べている。イメージでは「うへぇ」だったのに
いざ食べたらクセになった・・油を受け付ける体調なら値段も安いしいいかも。

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