今夜こそ「色/戒」を見ようと思うが、なかなか家族にスキがなく。
PCのリージョン解除ソフトじゃ見られないDVDだけに共用テレビ&
リージョンフリーデッキを使わざるをえないのに。
仕方がないので某国営放送で昭和44年特集を見る。
フォーク好きとしては見逃せない「フォークゲリラ」の映像や関係者を
待っていたのだが、意外なツボにのたうちまわった。
日本のロケット開発の歴史。
これがもーたまらん。
鶴田謙二《Spirt of Wonder》で宇宙船や宇宙に取りつかれたじいさま連中が
騒動を起こす話を読んで、まさかこんなじいさまはいなかろうと思ったが
日本にまんま実在するとは思わなかった(笑)
ペンシルロケットから始まった日本のロケット開発。
初の人工衛星打ち上げまでの軌跡(つうか失敗だらけなんだが)の話で
失敗するたびに「そこを直せばいいよねー」と「とりあえずやっちゃえ」で
チャレンジする様は正にあのじいさまたち。当時は若手研究員だった人らが
じいさまになり宇宙を語る姿はもうじいさまではなく宇宙バカの男の子なのだ。
ペンシルロケットを焚き火に落としちゃって(火薬入りだから火気厳禁だ・・)
でも爆発せずにこんがりと焼き芋状になったのを見て
「この程度の火力じゃ発射しないんだね」と分かったとか。
海辺で3段ロケットを発射したところ、2段目で切り離しに失敗して海に墜落。
これは外部から切り離しをするものでなく、時間がたったら接続部分が爆発して
強制的に切り離されるものなのに・・3つのうち2つしか爆発していない・・
つまり後1つが爆発する前に海!
海から飛び出すロケットは海の中にあるため、どっちへ飛んでくるか分からない。
偶然にも浜辺と並行に飛んでくれて助かったとか。
税金を使っては失敗する国産ロケットへは非難が集中して針のむしろだった
研究員を慰めたり励ましたのは地元の婦人会。成功を神社にお祈りしたり
千羽鶴を折って贈ったり、炊き出ししたり、仮装行列のお祭りを企画したり。
素朴に微笑ましく、まさに昭和だ。
「フォークゲリラ」や学生運動に参加していた若い人がいたと同時に
どうやって宇宙へロケット飛ばそうかと頭をひねっていた3,40代がいた。
彼らは政治論争や哲学、思想を主張したり、ギターで歌う5,60代
もっといい技術で飛ばすぞ!とロケットを作っている7,80代になったが
どちらも年をとっても変わらないというのは面白いことだなと(笑)
#仲良くしたいのはどっち?と聞かれれば、もちろん宇宙じいさま★
「フォーク」については私は商業化した頃の70年代派なので何とも。
ただ、初期の学生運動もどきのフォークを見ていると、自分が参加している
夏や冬の祭り、即売会も同じラインに並ぶ一つのサブカルであり
いつ何時か排除や規制にさらされることもあるのだろうと深く考えさせられた。
今日も体調が思わしくなく地元の図書館や中古書店めぐり。
PCのリージョン解除ソフトじゃ見られないDVDだけに共用テレビ&
リージョンフリーデッキを使わざるをえないのに。
仕方がないので某国営放送で昭和44年特集を見る。
フォーク好きとしては見逃せない「フォークゲリラ」の映像や関係者を
待っていたのだが、意外なツボにのたうちまわった。
日本のロケット開発の歴史。
これがもーたまらん。
鶴田謙二《Spirt of Wonder》で宇宙船や宇宙に取りつかれたじいさま連中が
騒動を起こす話を読んで、まさかこんなじいさまはいなかろうと思ったが
日本にまんま実在するとは思わなかった(笑)
ペンシルロケットから始まった日本のロケット開発。
初の人工衛星打ち上げまでの軌跡(つうか失敗だらけなんだが)の話で
失敗するたびに「そこを直せばいいよねー」と「とりあえずやっちゃえ」で
チャレンジする様は正にあのじいさまたち。当時は若手研究員だった人らが
じいさまになり宇宙を語る姿はもうじいさまではなく宇宙バカの男の子なのだ。
ペンシルロケットを焚き火に落としちゃって(火薬入りだから火気厳禁だ・・)
でも爆発せずにこんがりと焼き芋状になったのを見て
「この程度の火力じゃ発射しないんだね」と分かったとか。
海辺で3段ロケットを発射したところ、2段目で切り離しに失敗して海に墜落。
これは外部から切り離しをするものでなく、時間がたったら接続部分が爆発して
強制的に切り離されるものなのに・・3つのうち2つしか爆発していない・・
つまり後1つが爆発する前に海!
海から飛び出すロケットは海の中にあるため、どっちへ飛んでくるか分からない。
偶然にも浜辺と並行に飛んでくれて助かったとか。
税金を使っては失敗する国産ロケットへは非難が集中して針のむしろだった
研究員を慰めたり励ましたのは地元の婦人会。成功を神社にお祈りしたり
千羽鶴を折って贈ったり、炊き出ししたり、仮装行列のお祭りを企画したり。
素朴に微笑ましく、まさに昭和だ。
「フォークゲリラ」や学生運動に参加していた若い人がいたと同時に
どうやって宇宙へロケット飛ばそうかと頭をひねっていた3,40代がいた。
彼らは政治論争や哲学、思想を主張したり、ギターで歌う5,60代
もっといい技術で飛ばすぞ!とロケットを作っている7,80代になったが
どちらも年をとっても変わらないというのは面白いことだなと(笑)
#仲良くしたいのはどっち?と聞かれれば、もちろん宇宙じいさま★
「フォーク」については私は商業化した頃の70年代派なので何とも。
ただ、初期の学生運動もどきのフォークを見ていると、自分が参加している
夏や冬の祭り、即売会も同じラインに並ぶ一つのサブカルであり
いつ何時か排除や規制にさらされることもあるのだろうと深く考えさせられた。
今日も体調が思わしくなく地元の図書館や中古書店めぐり。
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