乱れ撃ち祭

『BLACKLAGOON』新刊＆小説版発売日。他に『となりの801ちゃん』も。

何か足りないなー、と薄っすら思いながら過ごしていたが、新刊読んで
補充たっぷり。大満足(笑)

まだまだロベルタ話が続いているが、今までジリジリと火がつきそうで
つかない緊迫した場面だったところへ、ついに油と火が投入された。
広江氏のアクション描写、特に銃撃戦の絵は動きを感じられるアングルに
加えて、強調されすぎないバランスのいい身体の美しさに感動した。

心配していた小説版も原作の広江氏が「同類」と認めた作家により
起こされた作品だけにマンガ原作といい勝負かつ一個の小説として最高に
COOLな作品になっていた。

今回は広江氏の新刊で胸が悪くなるような現実を味わうことになったが
小説がマンガに出てこないようなバラライカやチャンのラグーン商会を
脇に置いた外伝仕立てであったため、ファンとして少し心を休めることが
できた。

どちらも小説の作者と広江氏の対談が掲載されていたが、いわゆる
「萌えキャラ」は男性優位主義の裏返しで弱い自分以上に弱いモノを
作っているだけだ！と喝破している。BL(はどうだろな)やJUNEが
どうしても覆されない女性の弱点に目を背ける為に恋愛対象を男性同士に
設定することと同じようなものであろう。興味深い対談なのでマンガと
小説と一緒に読むことをオススメする。

おまけ：アニメ化決定。ということで、ロベルタ話でしょうね。ふ。

閑話休題。
『となりの801ちゃん』限定版。
・・・えっと、いろいろ・・・。
限定版のおまけ冊子最高っす。こんな作家に描いてもらえたら悔いなし。

ついでに。
某テレ東系で映画「マッハ！」鑑賞。
これの前に通常枠アニメ2本、ピカチュウ映画を放送するなんて神です。
トニー・ジャーが織田裕二に見えて仕方ないのだが、織田ファンの友人に
言ったらボコにされそうなので、ここでこっそり。