春の日や

あの世この世に馬車を駆り・・・映画「イノセンス」で引用された詩だが、本日も西武球場で開幕戦を見ているかのような寒さ。

トラックバック機能を使ってみたものの、正しく動いているのか分からない(汗)ので、引用元を記載する。
Blog「ガッタファイト通信」より。

走無常というのは中国古典にも出てくるぐらい古ーい職業で、あの世とこの世の連絡係、文字通りのパシリであり、あの世に臨時に雇われる役人でこの世の人である。田中芳樹氏の小説にあるので、うっすら記憶のある人がいるに違いない。私もそのクチだが、中国の妖怪、幽霊に興味があれば必ず本の中で出会える。

それが香港には最近もいるそうで、あの世にいる人に会いたい場合はビザ申請の代行をし、申請結果を夢で伺う、もしくは電話やFAXで受け取ったり、会いたい人をまとめて団体で来るようにあの世から指示があれば団体旅行説明会を開き、現地での集合場所などを教えてくれるそうな。(現地ってもちろん、、あの世だ)

さすが中華・・神様が官僚制で貢物次第で仕事しているのは知っていたが、電話やFAXでお返事が来たり、現地添乗員として冥府の役人が出張ってくるとは！

四川省の大地震により学校で生徒が生き埋めになっているとのこと。住宅が倒壊して下敷きというのは、日本の地震災害でよく聞く話だが、下敷きを遥かに越える生き埋め・・・言葉も出ない。

先日見た映画「日本沈没」のような光景を想像するだけで、涙が出てしまう。現地では明日も雨が降ってくる予想で気温も4度下がるとのこと。国家の面子でも政治の思惑でもどんな建前でもよいから、早く皆が助け出されることを祈るばかり。