文学ファン検定初級でダメ出しくらったせいだけではないものの、最近の読書傾向が軽いモノばかりで、読解能力が落ちているかも・・・と図書館で固めのもの、といってもせいぜいゆで卵レベルかもしれないが、とりあえず硬派な本を選んでみた。

《人間とは何か》マーク・トウェイン/岩波文庫
《中井英夫戦中日記 彼方より(完全版)》中井英夫

まずは2冊が限界。
次回は《小説十八史略》とか《死に至る病》とかを突っ込んでおきたいところ。文芸書に慣れて《カラマーゾフの兄弟》とか読んでも、数ページで死なない読書力を鍛えよう。

そろそろ発売予定の本を探していて、実店舗を構える本屋を何件かハシゴする。ネットで買えばいいじゃないか、という意見もあろうが、発売初日に欲しいのと中身の確認でついつい足を運んでしまう。

本屋を選ぶポイントとしては、その店の得意なジャンル、品揃えの信頼性が特に重要で、近所のF書店は信用が高い本屋だ。チェーン店ではあるが大型というほどではなく、1フロアだけなのに普通の書店では入り口付近には置かないような本を目立つところへ平積み、書店や文庫のフェアに協賛する姿勢がマニアの心をわしづかみする。

会社近くの書店は大型書店で、フロア面積ではF書店と同じレベルなのだが、私の趣向と合わないため、どんなにサービスがよくても時間がなければ行かない。他の大型書店でフロア面積が広かったりすると、2時間以上は出て来られなくなるので、休日以外は近づけない(笑)。

そんなわけで、1フロアだけで自分のツボな本ばかり置いてくれるF書店の存続のために、閉店時間までに間に合いそうならば、なるべくF書店で買うようにしている。

来月発売の《今日の早川さん》は絶対買いだ・・・F書店へダッシュか(遠い目)

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