窓が開けられない

2006年10月27日 日常
最近、太ったとか更年期とか暖冬のせいか、電車内やオフィス内にいると妙に暑く感じる。暑いのにクーラーかけられないというのは何とも苦しい。エアコンの送風程度じゃ許せんわけなのだ。

で、オフィスは高層ビルじゃないし、電車だって構造上できるはずなのだから、窓開けさせてくれてもいいじゃないかと常々思っているが、なかなかできない。

オフィスの場合は交通量が多い道路に面しているため、開けると騒音が酷い。しかも開けても通気が今ひとつ・・・。

電車の場合は最近増えた新車両。窓ガラスに「この窓は開けられません」。んー、クーラーつけるほどでもないし、窓開けるぐらいでいいんだけど・・・。エアコン完備になってから増えたと思われる。以前は扇風機とクーラーの両用だったために、窓は開けられるものだった。

日本の大災害という子供向けに書かれた事故や災害の小さな特集本に、車両同士が衝突して火災が発生したが、窓ガラスが3段式(真ん中がハメ殺しで、上と下が動いて通気をするタイプ)のため、乗客が逃げ出せなくて焼け死んだというのがあった。そのため、現在では2段式になっていて、逃げられるようになっているんですよ、と災害から学んだ知恵として紹介されていた。

今じゃ火災も起きないし、逃げるための出口も他にある車両なんですね。知らなかった。

おじさんがホーム側から窓を開けて、中に乗り込む技も消えゆく伝統技術になるようだ。

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