経理MTGで社長より理不尽なことを言われる。
何回伝えたら分かるんじゃい、ボケ。メールで今度は連絡しなさいだと。メモを取る習慣がないのか、それとも脳年齢が実年齢をとっくに超えたのかい。ぶつぶつ。

読了した本の感想文。
《QED 〜ventus〜 鎌倉の闇》高田崇史
秋に鎌倉へ遊びに行こうと思っていたので、順番を飛ばして読んでみた。これには鎌倉・江ノ島の地図がついているので、遊びに行く前に読むと普通のガイドブックよりも楽しめると思う。
ミステリーについては、今回は他の作品に比べるとぱっとしないのでガイドブックというジャンルでよいと思う。

《暗い宿》有栖川有栖
ホテルにまつわるミステリー4編。有栖川氏の文章はミステリー界では一二を争う読みやすさである。トリックが中心ながらもキャラクターの普段の会話がテンポよく、ウンチクによる幻惑もないのでスタンダートなのだ。しかもランクごとのホテルが出てくるので、旅へ出た気分を味わえる。

《血文字GJ 猫子爵冒険譚》赤城毅
第一次世界大戦後から第二次世界大戦へ突入する間のドイツを舞台とした冒険活劇小説。当時の空気を感じられる場面描写はさすがだ。更に新書版にしては珍しく挿絵のセンスがいいのが嬉しい。謎解きもあるし、アクションもあるし、最近読んだ小説家の中では冒険活劇の第一人者と思う。

明日は舞台挨拶のため、パックするか?とちょっと思い、LUSHで購入。もう夏も終わり。日に焼けた分を出すにはちょうどいいかも。

コメント

nophoto
liuxue_beijing
2006年9月9日1:37

おひさ!高田崇史いいね〜。今度の帰国の際に2冊だけ買ってきたよ。わしゃ「式」がおもしろかったな(短い割にはね)。竹取もよかった。ああいう小説書ければいいね〜。中文でそういうものを。。。。と思っても中国にはネタ少ないよね〜(言霊とか無いし)。

かりん
かりん
2006年9月10日0:00

おひさー!!新宿の紀伊国屋書店で森博嗣の名刺交換会に遭遇したけど、名刺持っておらず引き下がったのが悔しいっす。高田崇史に最近ハマってるんよ。日本史好きならぜひ読んで欲しいよね。中華系でミステリーはなかなかないね・・武侠小説にそのテイストはあるけど、トリック中心のってまだ知らない。