昨日買った絵の入った箇条書き日記といえばいいのだろうか。
基本的にコマ割はされているものの、ふきだしは少なく、ト書きが多い。前回《失踪日記》が受賞したり、ヒットしたため、同人誌で書き綴っていたものを商業誌として出版したものである。
アル中になるベースとして本人の「うつ病」があったようだが、本人も詳しく述べていないため、どっちが先だか不明ではあるが、ウソのない日記とはこういうものだ!と思い知らされる。
古来より日記文学はあるものの、人に読まれる前提であるにしろ、ないにしろ、ある程度の誇張があるものである。この作品はそれこそ作者が好きなことを読者を置いてきぼりにして、誇張はギャグに、本心はこっそり1コマに描きまくっている。
読者を無視して・・とはいうものの、小さな気遣いに溢れており、小心な作者の姿が見えてくる。マンガ界の片隅や読書、日々の精神状態、ぼやきなど自分と変わりない人がマンガという技術で言葉に表しきれない心の疲れを表現しているので、一気に読むというよりはじっくりと読むべき作品だ。
気になった書評欄。日経新聞8月6日朝刊に《アジア新聞屋台村》。
在日アジア系新聞社「エイジアン」。そこにただ一人の日本人「編集顧問」として雇われた青年の奮闘記で、ほぼ10年程前の実体験に基づく小説仕立の本だそうである。
その書評欄で「エイジアン」的生き方として
(以下、引用)
中華とかアジア各国で味わえる、マイペースな方々そのものですな(苦笑)。休憩ばかりしながら、時々仕事をするのがちょうどいいかもしれません。
基本的にコマ割はされているものの、ふきだしは少なく、ト書きが多い。前回《失踪日記》が受賞したり、ヒットしたため、同人誌で書き綴っていたものを商業誌として出版したものである。
アル中になるベースとして本人の「うつ病」があったようだが、本人も詳しく述べていないため、どっちが先だか不明ではあるが、ウソのない日記とはこういうものだ!と思い知らされる。
古来より日記文学はあるものの、人に読まれる前提であるにしろ、ないにしろ、ある程度の誇張があるものである。この作品はそれこそ作者が好きなことを読者を置いてきぼりにして、誇張はギャグに、本心はこっそり1コマに描きまくっている。
読者を無視して・・とはいうものの、小さな気遣いに溢れており、小心な作者の姿が見えてくる。マンガ界の片隅や読書、日々の精神状態、ぼやきなど自分と変わりない人がマンガという技術で言葉に表しきれない心の疲れを表現しているので、一気に読むというよりはじっくりと読むべき作品だ。
気になった書評欄。日経新聞8月6日朝刊に《アジア新聞屋台村》。
在日アジア系新聞社「エイジアン」。そこにただ一人の日本人「編集顧問」として雇われた青年の奮闘記で、ほぼ10年程前の実体験に基づく小説仕立の本だそうである。
その書評欄で「エイジアン」的生き方として
(以下、引用)
「自分の人生は自分で決めて、自分の生きたいように生きること」。良くも悪くも他人を頼らず、自分のことしか考えないから、組織がつぶれても個人はつぶれない。
中華とかアジア各国で味わえる、マイペースな方々そのものですな(苦笑)。休憩ばかりしながら、時々仕事をするのがちょうどいいかもしれません。
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