積み上げてみた♪

2013年12月16日 映画
友人に本を貸すために探していたところ
「積読している本が行方不明」なことに気づき(笑
読む予定の積んでいた本を発掘することに。

ぽんぽこ仮面とかオリジナル薄い本とかもうねえ。
とりあえず読むぞーという本だけの山ができたので
年末年始はこれを消費していく予定。

さて。
何の因果か年末の大事な時期に映画館で3本ぶっ続け。

「ふらいんぐ・ギロチン」
”空飛ぶギロチン”シリーズの最新版。
この武器がショウブラで出てきてから何本も世に出てきたわけでありますが
シリアスに満州族と漢民族の対立というか、そういうのを出してきた作品。

うっすら中央政府のやりくちを批判してるのかな?とも思ったり。

でもまあ、そんなことをふっとばすのが我らがジミーさんが頭領で登場。
日本で有名なのはジミーさんのギロチンではないだろうか。

スタート20分ぐらいで気合のCGを全部使い切っているので後はまったりゆるゆる。


「楊家将」
原典の邦訳がないのであちらの映画やテレビでしか触れることが少ない作品。
ドラマで有名なのは男兄弟のエピソードではなく、その後の御婦人たちの話だが
前日譚だと思ってみるとよろしいかと。

アイドルがいっぱいの時代劇ーという感じなのでハンサムぞろい。
でも8割戦闘シーン&中国の古典お約束ネタが多いので
中国文学にちょろっと知識がある方がいいと思ったり。
後は手間かもしれないが顔の下に役名を入れると混乱しないかも(苦笑)

遼軍がヒャッハーな衣装&言動で、主人公サイドに引けをとらない魅力あり。


「盲探」
みんな大好きジョニー・トー作品。
ノワールとみせかけて懐かしい香港コメディノリのサスペンス。

ということでシリアスだと思うと肩透かしを食らう。
香港で”あるある”コメディとは
人死にとか、リバースを入れてナンボのものという点。
バリー・ウォンぐらいしかもう撮らないだろうなあと思っていたが
あんたもかい!!!

威勢がよくって気のいい兄ちゃん(姉ちゃん)と
人使いの荒いおっちゃんコンビのテンポいいしゃべりっぷり。
鉄板のカジノシーン、美味しいご飯、勘違いラブと
これでもかこれでもかと香港映画お約束の詰め合わせ。

今回は元エリート刑事だが失明したため、事件を解決したときに
警察から出る報奨金で食いつないでいる探偵と
脳みそが筋力で出来ているような真っ直ぐ新米女刑事(金持ち)が
事件解決のためにコンビを組むというストーリー。

久しぶりにラムシュも登場して、安定のでぶっちょぷりで大いに笑わせてもらった。

この映画を見た後は美味しい中華を食べたくなるので
映画館周辺の料理店をチェックしておくべし。

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