サナダさん目当てに嵐の中「ウルヴ.ァリン」へ。

大昔のような「それはねーべ」な日本ではなくなっているものの
「それは少し違うような」日本は欧米ファンタジーには存在しているようで
逆手ツッコミを多々入れつつ緩やかな気持ちで見るがいいと思います(笑)

話は面白いのでぜひぜひ♪
サナダさんの殺陣も素晴らしく、お金を出した甲斐があったわーという
映画を見るときのチェック項目に入れておく人でありましょう。

これもまたEDに立たないように。後にシーンがある・・・。


祭から帰ってきた熱で周囲に勧めてみたところ、ウケがあまりよくなくて。
勧め方が悪いだろうが基本的に女性が面白がるまで難しい。

中高生時代、男子がバカやってるのを冷ややかに見ている女子学生という図が
ここにも当てはまっているのかもしれない。
そこから「バカだねーw」という感覚に変わった時に
あの番組の面白さが出るのだろう。

目標(ゴール)に向かって、とりあえず動く→途中グダグダになる

この展開が毎回繰り返されるのだが、「グダグダになる」という遊び部分は
女性が受け入れるのに少々抵抗があるのだ。
女性自身がグダグダになることは男性はもちろん
同性からも最低の評価を下されるため
「面倒だなあ」と内心思っていても頑張って整えてくるので
他の人がグダグダになることを許さないところがある。

その点、男性がグダグダになることは許容されているから
ダメ出しをされたとしても同じことをした女性の評価の低さまでにはいたらない。
ゆえに男性同士の間では遊び部分が生まれやすいのだと思う。

作り手の性別で作品の良し悪しを語るのはいかがなものかという話もあるが
自分が好きになるもので外せないポイントに「遊び」は重要で
上記のグダグダ展開もそうなら、銃器などのメカデザインや戦術設計、
はては野球選手のプレイに対する思考法にも「遊び」がついてまわり
これだけは女性から作り出すのが難しい領域なのではないだろうか。

#面白がることは出来ると思う(笑)

乱暴に例えて言うならば
「ハート・ロッ カー」は作れても「コ マンドー」は無理。のような(苦笑)

前者は女性でも戦争を描けることを証明した素晴らしい作品ではあるのだけれども
戦争を踏まえた上で「馬鹿」をやってくる後者のような作品を
作るまでにはまだ時間がかかると思う。

ただし、男性が大抵書けないのが人間関係の複雑怪奇な網の張り方という奴で。
物心ついたときから高度な情報戦を繰り返してきた女性の感覚の鋭さは
似たような政治的な駆け引きの世界で揉まれてきた人たちの世界を描くときや
ホラーやサスペンスに面白く作用するので、互いの得意な部分を使うことで
創作世界は広がるのではないだろうか。

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