つめつめな一日

事前抽選に外れたために早起きして
窓口に並んでチケットを取ることになったのだが
その日に限って映画を2本も見る予定がだな（´・ω・｀）

ということで、久しぶりに中国・香港映画デーだす。

まず一本目。「龍門飛甲」3Dカンフー映画、どらごんげーとです。

OPがですね。
ショウブラっぽい動きを3Dで見せてくれるのに感動。
ついハーク監督は観客が3Dで見たい武侠アクションを分かっていらっしゃる。
中身はともかく（笑）悪徳宦官のヒラヒラ衣装といい、女武芸者といい、
もうてんこ盛り武侠でお腹いっぱいになれること請け合い。

そして注目は数々の変態武器！
これだけよくも考案したなと思われる武器の数々が素晴らしい。
一時期のショウブラでも変な武器をよく登場させていたが
その血脈がここにもあるんだなあとウフウフ楽しむことができる。

映画史上に出てくる数々の変態武器の中でも
一番有名なのが「空飛ぶギロチン」だが
それがまさか次の映画で出てくるとは（笑）

二本目ー。「大魔術師」香港ラブコメ映画。
芝居の上手い役者がコメディやると面白さ倍増。
日本軍が傀儡政権を作ろうとしていた時代が舞台なので
日本クルーの部分もある。

それはさておき、脇役が豪華で1本目の映画を撮った監督が
軍閥の将軍役でカギ爪つけてグラサンかけてノリノリで出ておりやす。
ほかにも空飛ぶギロチンをかけられる軍人にひこそ、
見世物小屋の小市民な店主にらむしゅと
香港映画ファンならウハウハできるはず。

そして香港らしい女性が強すぎて男性がダメダメになる演出もありーのと
香港映画ここにあり！な素晴らしいコメディでオススメ。
ただし広東語じゃなくて普通語で吹替えられておりま（´・ω・｀）
エンディングの歌は主役のトニーさんと彼女のデュエットで、ここだけ本当の声。
歌うなんて「インファナル・アフェア」以来じゃないでしょうか。

コメディで役者さんたちが楽しそうに仕事をしていらっしゃるのが
ともかく嬉しくなる作品。