自分的ツボ

2010年11月24日 映画
映画が見たくなったので溜め込んでいた
「ワイルド・バンチ」「花木蘭」「大丈夫(これは途中まで)」を見た。

西部劇に止めを刺したとされる「ワイルド」
確かに連射砲が出ちゃったら、西部劇は成り立たない。
1対1の勝負なんてものはなくなっているのであります。
しかし、男ってバカねーという今は少なくなってしまった
散り際の美学とかバカ男を見たい人には必修科目。

馬を操っているシーンは見ごたえあり。
これを見てしまうと時代劇での馬演出が淡白なことが分かる。

日本だったら田中芳樹の「風は万里をかける」で知られた
男装の従軍兵士「花木蘭」の伝説を映画化したもの。
でずにーが「むーらん」という名でアニメ化もしている。

どれもエンディングが違う(苦笑)
今回は皇太子とヒロイン(あかかべで孫権の妹さん役)のラブに
天然ボケで人のいい一兵卒が絡む三角関係のはずだが・・・。

このボケ役がジャッキーの息子であるじぇしー君。
アクションはおそらくダメダメなのだけれども
「ああっ、こいつは私が面倒みないと大変なことになる!」
と観客&ヒロイン&先輩兵士たちに
庇護欲を起こさせる存在感が半端ない。

故に。三角関係の引っ張り合いではなく
「みんなでじぇしーを助けなきゃ」
という展開になってしまったので
真のヒロインはじぇしー君でいいと思う(きっぱり)

#彼が出る作品全て超人的な俳優や美人女優が出てるはずなのに
#結果としてヒロイン・じぇしーになっている不思議。

*敵役になる夷狄の王があかかべで趙うん役の人。
*見る前にあかかべを見ると一層楽しめるかと!

パン監督作品ならコレも見ないとね、と勧められた「大丈夫」
途中までしか見ていないが、各自の奥さん(彼女)と戦うことで
同盟を組んだ旦那チームの話らしい。

実はパン作品で現地版を見るのは初めて。
スラングが多いのかもしれないが、字幕から意味を取るのが難しい。
「無間道」のパロディが多いし、笑うことができれば
長い道のりも越えられるはず。

来月の刊行予定リストをチェックしたならば。
11/30 ゆうきまさみ年代記
12/8 となりの801ちゃん5
12/22 青春鉄道2、阿房列車3

・・・全部1000円前後。ふぎゃ。
しかも22日は青春鉄道ドラマcdも出るし
編集長の趣味と独断でテツマンガ枠があるIKKIの人気作品
「阿房列車」が思いっきり被った。

ここ数年で私が大好きな爺様を描いている絵師の新刊。
箱入りで販売だから初動部数は少ないだろう。頑張らねば。

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