「ミレニアム」のリスベットみたいな髪型になっていた(汗
や、あそこまでごっついわけではないのだけれども
いつも通りに美容師さんに「手入れが簡単なもので」
と言ったら、左右非対称にも程があるようなアレンジに。

洗えば戻るのだろうが面白いのでちょっと寂しい。

さて。
ラノベの場合は挿絵師による購入動機が8割だろうが
ジャケ絵が今さんな上に裏表紙のあらすじも好みで決定。

スピンアウト作品とはいえ
元の作品からの登場人物は名前ぐらいなので
単独の作品として気にせず読める範疇内だ。

主人公を取り巻く恋愛模様は
「サーカスギャロップ」というタイトル通り
ひっちゃかめっちゃかなのだが丁寧な叙述により
無理のない展開になり読み応えのある作品になっている。

ゴールに向かうまでの積み重ねを細かくすることは
無駄なようでいて、読者の心を動かすのに一番重要な点なのだが
待てない読者には邪魔に思われるようで
軽く読みやすくするために、はしょられることが多い。

耽美やJUNEは積み重ねこそが重要視されていたので
むしろゴールが見えなかった(笑)ものだが
ゴールが目的になっているジャンルで
積み重ねを頑張ったこの作品を褒め称えたい。

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