中蘭の対決

2010年10月16日 読書
天気がよかったので布団を干している間に
友人に頼まれた写真をCDに焼いたり、アニメを見たり。

モンゴルに行ったとき、ものすごく天気がよかった日は
パオの上で日本人たちは布団を干していた。
私が見ている限りの洋画では掛け布団(毛布)を
洗濯して干しているのを見ることはあるけど
敷布団を干しているシーンってあまりお見かけしない。
まさか、、、日本固有の文化なんですかの?

映画は異文化を知るのにマストなアイテムだと思う。
知ろうとして見る場合はなるべくなら文芸作品よりは
娯楽作品をオススメする。
高尚な作品よりも一般市民が楽しんでいるものの方が
その国でありふれたものを発見しやすい。

今日も今日とて図書館通いで収穫物。
「沙蘭の迷路」ロバート・V・ヒューリック
(旧タイトル:中国迷宮(迷路)殺人事件)
デー判事シリーズ中の傑作と名高い長編モノ。

「蝶の夢 乱神館記」水天一色
島田荘司のアジア本格リーグ・中国代表。
唐代の玄宗皇帝の御世を舞台にした時代ミステリ。

「書物法廷」赤城毅
ル・シャスールシリーズ。
書痴ですから(笑)

「強権と不安の超大国・ロシア」廣瀬陽子
露ファミリーのCDを聞いていて情勢が気になったので。


図らずもオランダ人と中国人が書いた
唐代を舞台にした時代ミステリがそろい踏み。
どちらも美しいロジックが売りなので興味が尽きない。

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