星期天

2010年10月11日 映画
暑かったので録り溜めていた「ピノイ・サンデー」を見る。

マレーシア系華僑の監督がフィリピン人コメディアンを主人公に据えて
台湾で出稼ぎフィリピン人が拾ったソファを死守するという
なんだか複雑に絡みあった映画を撮ってみた、というもの。

台湾の景色と台湾よりも更にゆるーいフィリピン人が織り成す
ある日曜日の風景で非常に和める。
いわゆる「ゆるゆる日常」があるわけなのだが
その背景として出稼ぎ外国人の悲哀とか苦労とかありつつ
更に家族もちょっと横に置いて同胞のカワイイ女の子と浮気したりーのと
大事件で起きないけれど、必死に生きてる感じがステキだ。

他にも録り溜めしてある今季アニメなんぞを。

>イチオシ
◎「パ,ンスト」
・・・このタイトルでテレビ番組表に掲載されておりますorz
アメリカアニメ風の絵柄なのに、タツノコのギャグをかまされたり
色設計は今風なのに、動きが80年代チックでギャップがすごい!
ガイナ○クスらしく健全で過度なお色気は健在。
放送禁止により消されたセリフはDVDになると聞けるのかしらん。

「いか娘」
絵を見たときはロリっ娘話かなーと思っていたのだが
すみません、ふつーに面白いです。
脚本が横手さんで、絵コンテが水島さんなら
別の意味に取られるようなセリフを言わせたり
変なアングルがでてくるわけもなく。
18時台に放送しても問題なしのハチャメチャコメディ。

>なんだってーなもの
「すぱろぼ大戦」
長年のシリーズものなので。
作風が80年代とか90年代のままというのは、ある意味奇跡。

>とりあえず見るべ作品
「やくも」
国営放送さんが無理するわけがない(笑)
無理しているのは最近風当たりが強いオカルトという点だけ。
スタンダートな原作故にアニメらしい演出で、もう少し冒険して欲しい。

「ざくろ」
青年誌掲載なのに”くろ執事”と同じく見ていると逃げ出したくなる。
女の子がふわふわして、かわいいので眼福。

「とが犬」
ニトロ全開だからしんどいのは分かっているけどもだ。
女性向けゲーム原作ながら、ニトロなのでアクション中心であります。
こちらはセリフではなく映像に規制が入ってるが
やはりDVDで取れるのだろうか?

今季の新作はほぼギャグ路線ばかりなのだが
「HOTD」や「スト魔女」などキワモノの直後だけに
骨休みといった感じが強い。
とはいえ、「パンス,ト」は演出もセリフもずば抜けていて
キレイすぎる絵と脚本に飽きている人はぜひ見て欲しい。

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