本バカの未来

あまりの疲労にコタツで沈没してしまって一層体力を削られる。
そんなわけで午前中は録り溜めしたアニメを一気に消費。

「さらい屋」「四畳半」
どちらもおされアニメなので、どっぷり楽しむにはちょっと･･･。
特に四畳半は長台詞に早口と科白を詰め込んでいることで
声優さんの限界にチャレンジしているけれど
それがいい演出とはいえない気がする。
原作の雰囲気を出せてはいるが「おされ」になったことで
あのエンドへどう落とし込めるか興味はつきない。
さらい屋は消えてしまった時代劇枠の代わりなのかも。

「裏切りは～」
先に見ていた友人曰く「中二病だけど次回予告編のコントがいいよ」
今日まとめて見たが、確かにこっ恥ずかしいぐらい中二病で
昔の「TOKYO BABYLON」を思い出して一人のたうつ。

午後は図書館へ予約図書の引き取りに。
レンタルで楽しんでいる「クリミナル　シーズン2」で
繰り返し宣伝映像で見せられる「情愛と友情」が気になっていた。

レビューでは賛否両論だったのでまずは原作に手をつけてみるかと
「ブライヅヘッドふたたび」を予約していたのである。
英文学の名作ならば読了に1週間以上はかかってしまうので
他の作品は軽いもので「心霊探偵八雲」「メイズプリズンの迷宮回帰」

実は先日購入した「今日の早川さん3」でSF魂が揺さぶられて
いいのがあったら借りようと思ったのだが
食指の動くものがなくて仕方なく伝奇やミステリに走った次第。

今回の早川さんは本好きなら頷けるネタばかり。
そして微妙なお年頃の人には岩波さんと国生さんの説教＆ツッコミに
即死できるスパイシーな一冊だ。

国内のSF作品で私がオススメする出版社は角川春樹事務所。
彼がどれだけ周りに迷惑をかけているか、
映画がへっぽこだとか色々あるのだが
出版される作品はジャンルを問わず史上に残るものが多い。

さすがに角川じゃないだけに大きな宣伝を打つことができないが
今でも彼or彼の下に目利きがいるに違いなく
寡作でもいい新作が揃ってる。

今日は本を買わないぞっと思いつつ、赤城毅「書物狩人」を購入してしまう。
個人経営の書店を応援するためだから別腹だもん★と心の中で言い訳する。