B級映画を小説でやってみた
2010年4月17日 読書 コメント (2)
あっさり読めるかと思っていたら意外に時間がかかってしまった。
帯にもあったようにB級映画のような米小説の邦訳であります。
ハードボイルド・ファンタジーというジャンルは初めて見たわ(汗
この二つって両立できるんかね、と思いながら読み進めたが
他の要素で腹筋を直撃される。
日本のサブカルがいっぱい入ってるんですよ・・・
ハードボイルドの文面に「せえらあむーん」の文字が躍るとは
これどこの本だよっ。
その文章の隣で「空飛ぶギロチン」が入ってくるし
同士の匂いがするなあと思ったら
巻末に「殺しの美学を教えてくれた(中略)
ショウ・ブラザース、三池崇史(省略)に感謝します」
作者は中二病ではないがある意味バカの一族(褒め言葉)だ。間違いない。
話を筋を分かりやすく語るならば
やんちゃなガキ時代に所属していた魔法使いのチームで
プライドは高いがバカのボンボンの罠にはめられ
地獄に落ちて散々な目にあう。
しぶとく生き抜いて15年ぶりにロスへ戻ってきたら
バーでタバコが吸えなくなるわ、携帯電話でネットができるわ
自分の部屋で服を探したら10代の頃に着ていたシャツしかなく
もう俺30代なのにコレを着るしかないのぉ?と涙目。
陥れてくれたバカたちが恋人まで殺したということで
天使も悪魔も敵に回した復讐劇が始まる。
サブカルの知識も必要だし、アメリカの風俗も
そっち方向の部分で大いに必要なのかもしれないが
作者のテンポに合わせるのが難しいタイプの小説だった。
「コンスタンティン」が好きなら確実に楽しめるので
いいB級映画がないなーと思う人はぜひ。
帯にもあったようにB級映画のような米小説の邦訳であります。
ハードボイルド・ファンタジーというジャンルは初めて見たわ(汗
この二つって両立できるんかね、と思いながら読み進めたが
他の要素で腹筋を直撃される。
日本のサブカルがいっぱい入ってるんですよ・・・
ハードボイルドの文面に「せえらあむーん」の文字が躍るとは
これどこの本だよっ。
その文章の隣で「空飛ぶギロチン」が入ってくるし
同士の匂いがするなあと思ったら
巻末に「殺しの美学を教えてくれた(中略)
ショウ・ブラザース、三池崇史(省略)に感謝します」
作者は中二病ではないがある意味バカの一族(褒め言葉)だ。間違いない。
話を筋を分かりやすく語るならば
やんちゃなガキ時代に所属していた魔法使いのチームで
プライドは高いがバカのボンボンの罠にはめられ
地獄に落ちて散々な目にあう。
しぶとく生き抜いて15年ぶりにロスへ戻ってきたら
バーでタバコが吸えなくなるわ、携帯電話でネットができるわ
自分の部屋で服を探したら10代の頃に着ていたシャツしかなく
もう俺30代なのにコレを着るしかないのぉ?と涙目。
陥れてくれたバカたちが恋人まで殺したということで
天使も悪魔も敵に回した復讐劇が始まる。
サブカルの知識も必要だし、アメリカの風俗も
そっち方向の部分で大いに必要なのかもしれないが
作者のテンポに合わせるのが難しいタイプの小説だった。
「コンスタンティン」が好きなら確実に楽しめるので
いいB級映画がないなーと思う人はぜひ。
コメント
完全にバカだな。バカ以外の何者でもない。(※最上級賛辞)
よりによって着地点そこかよ、みたいな。
油断できません。この続編の邦訳が出る予定らしいですよ(嬉)