新刊の購入特典である小冊子が欲しくて
久しぶりにネット通販してみた。
遠隔地からの配送で発売日の2,3日後の到着だろうし
それまでつまらんわーと、他にも書店で2冊ほど購入したら
発売日に届きやがった(汗
しかも、別々の作家&作品で選んだ通販分と書店購入分が
読者の基礎知識が弱いことにより似たり寄ったりになる
アラブ系でカブらせてしまうなんて悲劇までついてきた。
好きな作者だから名前でポチッとしたのが仇・・・。
その購入分のうち書店で購入しちゃったのがコレ→
どうみても少女小説だが、その通り(笑)
この手の本にしては日本語が非常にまともで
ルビに拘りすぎて、どこの中学生ですか!な文体ではなく。
だからといって、熱狂しているわけではなく
給料日だから、、とか本が足りない、、とかで
中途半端に買い続けているシリーズである。
ざっくり紹介すれば
伝統ある名家の没落貴族であるヒロインが
家名と城の維持のために金のある貴族と結婚することになったが
目の前で暗殺されたために出戻りになってしまう。
その彼女を再婚相手にと指名したのが
強力な軍事力と恐怖で反対勢力を抑えつけている
成り上がり貴族だった。
旧家の貴族が信仰している宗教団体やら
隣国の傭兵部隊やら暗殺部隊なんかが出てくるっていう
ファンタジーものである・・・のだが。
魔法も妖精も魔物も出てきません!
この設定なら悲劇のヒロインになるはずの彼女は
ホラー小説が好きで、お金が大事で、毒草すら糧にするリアリスト。
与えられる環境をそのまま受け入れて
誰と結婚しようが気にしない様子だったが
巻が進むにつれて「何かを選べることは”贅沢”だからできない」
という過去の生活が育んだ信条であることが分かってくる。
他のキャラクターもラノベにしては凄まじい過去や現況で
本人らの意識、無意識にかかわらない天然ボケにより
深刻さをかわしているため、軽そうに見えて実は重く
読了後に座りの悪さを感じさせられるのが面白い。
一般書よりも意外と深い世界を広げているのが
この少女小説というジャンルで、古くは氷室冴子、桑原水菜、
最近なら小野不由美、喬林知、須賀しのぶ、駒崎優など
歴史や文化を元にしたものは大人の鑑賞にも堪えうるし
何よりお財布に優しい500~600円程度で楽しめるのでぜひっ。
久しぶりにネット通販してみた。
遠隔地からの配送で発売日の2,3日後の到着だろうし
それまでつまらんわーと、他にも書店で2冊ほど購入したら
発売日に届きやがった(汗
しかも、別々の作家&作品で選んだ通販分と書店購入分が
読者の基礎知識が弱いことにより似たり寄ったりになる
アラブ系でカブらせてしまうなんて悲劇までついてきた。
好きな作者だから名前でポチッとしたのが仇・・・。
その購入分のうち書店で購入しちゃったのがコレ→
どうみても少女小説だが、その通り(笑)
この手の本にしては日本語が非常にまともで
ルビに拘りすぎて、どこの中学生ですか!な文体ではなく。
だからといって、熱狂しているわけではなく
給料日だから、、とか本が足りない、、とかで
中途半端に買い続けているシリーズである。
ざっくり紹介すれば
伝統ある名家の没落貴族であるヒロインが
家名と城の維持のために金のある貴族と結婚することになったが
目の前で暗殺されたために出戻りになってしまう。
その彼女を再婚相手にと指名したのが
強力な軍事力と恐怖で反対勢力を抑えつけている
成り上がり貴族だった。
旧家の貴族が信仰している宗教団体やら
隣国の傭兵部隊やら暗殺部隊なんかが出てくるっていう
ファンタジーものである・・・のだが。
魔法も妖精も魔物も出てきません!
この設定なら悲劇のヒロインになるはずの彼女は
ホラー小説が好きで、お金が大事で、毒草すら糧にするリアリスト。
与えられる環境をそのまま受け入れて
誰と結婚しようが気にしない様子だったが
巻が進むにつれて「何かを選べることは”贅沢”だからできない」
という過去の生活が育んだ信条であることが分かってくる。
他のキャラクターもラノベにしては凄まじい過去や現況で
本人らの意識、無意識にかかわらない天然ボケにより
深刻さをかわしているため、軽そうに見えて実は重く
読了後に座りの悪さを感じさせられるのが面白い。
一般書よりも意外と深い世界を広げているのが
この少女小説というジャンルで、古くは氷室冴子、桑原水菜、
最近なら小野不由美、喬林知、須賀しのぶ、駒崎優など
歴史や文化を元にしたものは大人の鑑賞にも堪えうるし
何よりお財布に優しい500~600円程度で楽しめるのでぜひっ。
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