着物と機関銃

2010年2月4日 映画
高島礼子の「ごくつま」を見ていたら香港映画を見たくなったので
「神鎗手(英題 The Sniper)」を鑑賞。

香港映画は色んなタイプの警察モノがたくさんあるので
見るたびに警察組織を少しづつ覚えてしまう。

トー監督が連作していたPTU(市内巡回からデモの管理までやってる)
尋秦記の主人公が所属していたエリート集団、O記(おうけい)
(組織犯罪(いわゆるマフィア)を取り締まる、日本でいえばマル暴)
伝聞ではありますが、警察官兼道士などあの世へ捜査にいける人も
いらっしゃるようです(映画のネタかと思ったわい・・)。

そんな世界に誇れる香港のすぺさる警察組織から
今回は機動部隊の中でのエリートチーム、飛虎隊であります。
いわゆる特殊任務部隊でSASの流れを組む軍隊気味の組織。

スナイパーの警官がリッチー(絆でもニヒルな護衛やってましたなあ・・)
ある事件から組織を退職してフリーのスナイパー・しゃおみん(楊過なんだ)
小生意気な天才新人スナイパーがエディ(多くを語りますまい)

この3人の銃を通しての心理描写やら今までの過程を見せるという手法なのだが
観客は主役3人に超絶美技のガンアクションを求めているわけで
小ざかしい陰謀や舞台設定がかえってあざとく感じられてしまった。

これはありえねーだろーと叫びたくなるようなバカ舞台設定とか
どんな重力の法則が入ってるんだよというツッコミ入り美技とか
あって欲しかったなあー・・・(そんなことになったらショウブラ映画だ)。

いいところは飛虎隊の練習風景が見られたり
久しぶりにかっこえええエディと会えたり
私服警官はいないので制服萌えを1時間半も楽しむことができること♪

さて、課題映画。
おそらくまっちーの差し金に違いないが。
・暴力脱獄
・ワイルドバンチ
・北国の帝王
オトコマエになって帰ってきます!

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