中華映画も溜まってはいるのだが「クリミナル」を優先して見てしまう。
FBIの行動分析課が主役のクリミナル・サスペンスで
組織内での恋や人間関係の軋轢だのはまったく出てこず
各々が得意とする分野で一つの事件にタッチするため
非常にストレス・フリーなドラマだ。

このドライさが日常で疲れているときに鑑賞するには救われる。

若手研究者のリードやハンサムなホッチはもちろん好きだが
登場するだけで癒されるのはIT技術スペシャリストのガルシアだ。
このふとっちょでメガネの女性がハッキングで持ってくる情報を
メンガーに伝えるときの軽妙なトークが癖になる♪

レンタル屋に借りてシーズン1の途中までしかまだ見ていないが
日本でシーズン4が公開スタートするぐらいなのでまったり鑑賞しよう。

さて、読書はといえば仁木英之「薄妃の恋」読了。
主人公の仙女・僕僕と不肖の弟子・王弁は江南地方を旅する。
日本人向けに出された中華料理のような感じはあるが
マニアックな妖異や人物をしらっと出しているところはさすが。

私が勝手につけたジャンル名では「ほのぼの時代小説」にあたる。
日本を舞台にした作品を書く男性作家なら
米村圭伍「退屈姫君」シリーズが該当するだろう。
このお二人の作品はどぎつい場面や劇的な場面がなくヤマなしだが
心がぽかぽかするのと旅を終えたような安堵感を得られるので
通勤中や寝床での読書にオススメする。

切なさとかしんみりを入れたい場合は畠中恵が断然イイです(笑

米国製といえば映画「ハート/ロッカー」が3月に日本で公開決定。
まっちー批評で「やおいちっくな爆弾処理映画(意訳)」のアレです。
とーほーさんで全国公開だが地元の所に来てくれない場合は
ろっぽんまで行かないといけなくなるかもしれず。のおおお。

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