彼だって苦しいんだ

昨日、友人らと飲んでいて
映画「南極料理人」の話で大いに盛り上がったわけでありますが
今朝目覚めて「何かが足りない・・・」なんて気持ちになり
その何かってコレかなってことで「どうでしょう」DVDを鑑賞した。

細かいことは気にするな（きっぱし）

ええ、先月出たばかりの香港旅行＆釣りバカ＆北極圏。
この頃のはローカル局で鑑賞済みなので最初っから副音声を選択する。
DVD版では特典としてメイキング映像ならぬメイキング音声が副音声になり
ディレクターたちと出演者らが映像と関係あったりなかったりする話を
ダラダラとするのが名物となっており、ラジオ状態で楽しめる。
前回なかったので久しぶりの副音声は破壊力バツグンで腹痛いわ。

「南極」と同じく女子抜き合宿ではあるのだが
アレとの違いはやらねばならぬ任務で気を紛らわせることができず
嫌でも連行するヒゲＤの魔の手から脱出して日本へ帰りたい！
という単純だが切実な思いで未知の世界のハードルを越える出演者たち・・・
時々はディレクターたちまでも「帰りてぇ」と言わせられているが
そんな姿を余すところなく撮影したバラエティ番組だ。

※Dたちの予備知識が「地○の歩き方」だけだったりするので
　現場についてから全員が困ることも毎度の如くある。

コレを見た友人は「絶対海外なんか行かねぇ」とつぶやき
某作家は「出演者はこれだけ辛いんだ。私なんかまだマシ」と自分を励まし
一部のエリートバカが同じルートを目指して旅に出る。

ハンディカメラで撮影した映像、しかも写したいものを写せていないのに
編集とテロップ使いの妙により無理のない掛け合いの呼吸を演出し
旅の過酷さを追体験できる楽しいテレビ番組です（苦笑）
今回はアラスカの美しい風景が入っているのに
どうしても風景よりも出演者らの疲労した姿が強烈。

NHKの大縦走映像も凄かったが、過酷さをより感じたのでこちらに軍配♪
彼らはあれだけ苦しんでた。私なんか（以下略）　頑張ろう～。