カート　は自重しませぬ

高校の恩師と先輩と一緒に居酒屋でだべる。

いつも図書控え室でお昼を食べていたメンバーであり
嫌いな授業は欠席して書庫に潜んでは閉校になるまで読みまくり
「ぼくたま」や「グリーンウッド」で泣きましたねぇ！

というのは古い思い出で、最新の話題では

中古書店で勤めたときに発見した同人誌の今昔仕様の変化とか
栗本薫といえば「グイン」は読んでないが「終わりのない」は読んだとか
村上春樹のバカ売れは昔買っていた層が久しぶりに動いたのではとか。

特に驚いたのは恩師の勤務している学校がそうなのかもしれないが
今の高校生の親世代はお金に余裕がなく
授業料も本人がバイトで補填していることがあり
本屋を覗く時間がとれず、そもそも読む時間の確保も難しいらしい。

経済的余裕がないことによる本を読めない環境の広がりを知らずに
「文章を読む習慣がない」世代と評されるのは問題ではないか
などなど、硬軟織り交ぜた話題が絶えない飲み会でございました。

本日は5時間以上話し込んでいたため酒がメイン、
食事がちょびっとにも関わらず3500円以下でお開きとなった。
都心の個人店なら10000円が飛んでしまうが
片田舎の個人店＆全国チェーン店（はしごしてましたー♪）なら
これぐらいで楽しめてしまう。ビバ地元（笑

さて。
今度閉校になる恩師の勤め先で廃棄書籍があるので
欲しい本があればどうぞー！になっているとのこと。
もちろん先輩と私は一も二もなくカート持参で参戦することになった。
古いコバルトあるって言われたらねぇ。。。ふ。
できればルビーが欲しかったが、既に廃棄済みとのこと。ぐすん。