2日目。
映画を見る前に入った「香港茶楼」でのランチ。
あの場所では安い価格だし、金額に見合う以上の量をいただけて
美味しいのでオススメでございます。
点心(水餃子やシュウマイ)+メインディッシュ(炒飯、粥、麺など)で880円也。

1本目「天水圍夜與霧」
香港の貧困問題とあったが、どちらかといえばDV問題がメインか。
主演がやむやむ。狂気が入った演技には相変わらず目を見張らせる。
一昨年も「出エジプト記」で印象残してくれたが今年もか・・。

四川省の貧しい農村出身の女と荒稼ぎでちょっと小金を持った男が
結婚したものの、男の稼ぎが悪くなったために香港まで流れて
生活保護を受けているうちに女性に暴力を振るうようになる。

香港を舞台にした最近の映画を何本か見ている人ならば知っているだろうが
大陸人や出稼ぎの東南アジア系を差別する場面がよく出てくる。
この話でもそこがネックとなり、セーフティネットから洩れて
さまざまな要素も加わって最悪の結果へと陥っていく。

この夫婦もその娘たちも何も悪いことをしているわけではないし
今の奥さんと再婚するまでは前妻が怖くて暴力すら振るっていない。
ブララグのベニーさんではないが「この話はここでお終い」で
元に戻ることはないのだ。

重いテーマの映画なので、予備知識を入れてから臨むといいかと。

2本目「台北飄雪」
うって変わって純愛モノ。中国、日本、香港、台湾合作。
客層が映画ファンではなく、アイドル目当てが多く、うっかりHPを消耗する(笑
カメラがデジタル撮影で手ブレがあって画面に酔ってしまったが
大晦日の地元イベントにジェイ・チョウのモノマネがあったので
そこだけで元は取れたかなあ・・という作品。
舞台挨拶で主演のぼうりん、トンちゃん、とにやんが見られて眼福でした★
特にとにやん、、デビュー作から見ているので弟のように愛おしいぜ。

友人から「なんで彼女は雪の動画ばかり送るんだろーね?」と聞かれたので
「ええ?チンタオ出身で冬がくれば雪が降り放題の土地だから」などと
しらっと答えたら、「チンタオってそんな北だっけー!!」

空気が澄んでいる(黄砂が飛ばない)から瓶ビールの栓ができるので
チンタオビールは生まれたんだよって聞いたのはデマでしたか!?
むしろ自分がおかしいのかもと調べたところ
チンタオの近くにはスキー場があるそうで間違いなく雪は降る。
ウソを伝えていなくて良かった・・・。

明日はやっとお休み(苦笑)なので事務手続きをします。。

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