謎のえすけえ先生

八ヶ岳に１泊２日の合宿へ。

お昼に着いたので、まずは駅前のレストランでランチを食べることに。
別荘地帯らしくかわいらしー外観、出てきたのはエプロンしたおっちゃん（笑

注文して待っている間に気づいたのだが
店を回しているのはこのおっちゃん一人。
お昼だけに次々と客が入ってくるが手は回らず
「作るまで時間かかるよー」と厨房から声だけ聞こえる状態で
思わず「手伝った方がいいかもしれん？」とオロアワする。

食べ終わって食器をカウンターに持って行って
「お代を置いていきます」と言ったら
「ありがとー！レジに入れておいてー、楽しんできてねー」
厨房からお礼を叫ばれた。

さて。
本日は馬を飼っている民宿でお泊り合宿のため
さっそく夕方まで2時間走り込み。
宿から騎乗し、車や人が通る公道をトボトボ歩き
稲刈り中の田んぼを横目に人が通るには難しい山へ
どんどん分け入るオーナーさんの背中をひたすら追いかける。

鞍数と外乗回数で駈足を突っ込めると判断されたため
人が通らない場所（主に山中）では指示により駈足を出される。
気づいたら山梨県を越えて長野県、んで目の前に信玄棒道の看板が。
戦国武将ってすごいね。。。はぁ。

夕日が森に落ちている景色は絶景でございました♪

民宿ではオーナーさん所蔵の馬術書、馬に関する映像を
部屋で見ることができるので、とりあえず初歩的なモノということで
初心者のための馬術ビデオを見てみた。

これがすごいのなんのって。
有名な馬術の先生が初めての生徒を教えるというストーリーなのだが
この先生がヒゲを生やしたコサック兵のような格好でえすけえと呼ばれている。

これは物語の設定なんですか！
この衣装は物語上必要な格好なんですか！
それより何より４鞍目でこんなに乗れるのかとか
初心者役であるお嬢さんの髪留めが落ちそうでドキドキするとか
色々ツッコミながら鑑賞していたが
エンドロールでえすけえがご本名のイニシャルであることが判明。

初心者に続く馬の調教ビデオでもえすけえ先生は登場する。
ここで素晴らしい馬術を魅せつけられ友人ともども惚れる（笑）。
映像からすると昭和50年代当時で80代というし
戦争前に騎兵連隊にいたとか、宮内庁で勤めていたとかとなれば
確実に明治生まれに違いない。
オーナーは2本もこの先生のビデオを持っているし
時間がなくて見られなかったが騎兵修練のビデオって
もしかしてえすけえ先生の教え映像なのか！？

ネットで検索しても分からないえすけえ先生。
対談記事でしか名前がヒットしないとは益々気になる。