友人が絶賛していたという薄ぼんやりした記憶より
「ビッグ・フィッシュ」を見る。

最初のクレジットで「うぉ!これティム・バートン作品じゃねぇか」
と借りる前に気づけやな基本的事項を知る。
彼だからこそ、という選択条件にはならないが
ファンタジーを作らせたら面白い監督なので期待がふくらむ。

ほら話では子供が絵本でみるような衣装や不思議な人物が登場し
現実とリンクするところは古き良きアメリカの衣装と
奇妙な混ざり方がバランスよく面白い。

おどろおどろしい場面は彼らしく
「スリーピー・ホロウ」を彷彿とさせられたが
中国部分ではショウブラに影響された衣装と化粧で笑える。

そして、今回借りたのはコレクターズ・エディション版だが
メイキングに登場する裏方が職人バカたちでたまりません。
CGの前にパペットや特殊メイク、カメラの位置で
とことん追求した後にコンピュータ処理を加えるという
費用はかかるけど丁寧な作りが監督のファンタジーを支えている。

ファンタジーと現実の構成が非常によく
最後には泣けるいい映画でございます♪
来年3月日本公開予定の「不思議の国のアリス」が待ち遠しい。

目が疲れているので吹替版にしたらエドワードの若い頃に森川さん。
魅力溢れるキャラクターへ更に声がよくなって素晴らしい★


さて、映画祭。
今年はこじんまりとしているが
とりあえず「カンフー・サイボーグ」は押さえるべきでしょう(笑)。
んでもって「麦田」と「青い館」、「台北24時」かなあ。。。
中国映画週間にはゲストがいらっさるのでこちらも気になるところ。

今年も古い映画を公開するイベントがないかしらと調べていたら
シアターNで「意思の勝利」が公開中であることを知る。
歴史ドキュメンタリーで断片的に使われているが
全編を見られるとは貴重なのでどっかで時間を作るべきか。

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