階段落ちの痛みやら天候不良による疲労感で一日休業。
こうグッタリきてしまうと何もする気力がおきず困ったものだ。

ということで(笑
お楽しみの「大秦帝国」1巻を鑑賞。
「あかかべ」で一部マニアより「ろしくかわいいよろしく」
と評判の高かった役者さん(侯勇/孝公役)が主役を張ること、
監修に鶴間先生がいらっしゃる安心設定の日本語版、
舞台となる時代を愛している友人たちがこれにソワソワする姿が
非常にかわいらしく私も期待していました。

秦の献公と魏の丞相・公叔座の戦から孝公が即位するまでが1巻目。
日本版用に「あかかべ」みたいな説明が最初に入っているものの
ある程度、時代背景や人物を知ってから見ないと置いていかれます。
その代わり、知っている人が見ればディティールやら細かい小物に
キャーキャーできることは保証いたします(^^;

特に戦場で兵士ではない子供や年寄りが武器を持って
魏兵に文字通り体当たりで殺しに向かうシーンがあることで
秦の国力が疲弊しているさまをあらわしているのが上手い。

物語の軸になる孝公と商鞅が出会う場面もさっそく1巻に。
まだこゐに落ちていやがりませんが、意識した程度という控えめの演出。
香港モノだったら強引にでも一目惚れさせて熱苦しい友情炸裂になるのに。

そしてろしくさんはここでもワガママお嬢(妹役)に手を焼いたり
兄や廷臣たちに気を使い、あっちこっちと走り回っていた(涙

オススメはこの巻で死んでしまう献公。
35歳で即位したという苦労人だけあって布石の打ち方や
始末のいい死に方がすばらしい。そして、いいヒゲだ(そこ?)

派手さやケレン味はないが歴史好きなら見て損なしのいい作品。
1回分が110分なので一気に見るような無謀をせずコツコツ消化しましょう♪

明日は「あかかべ」DVD発売イベントへ行きます。
まってろふーじゅん。

コメント

nophoto
たかい@ネタバレなんて気にしないv
2009年8月4日0:27

BOXを予約して買ったのに、まだ1秒たりとも観ていない自分が通り過ぎますよ!(;◇;)
公式サイトの番宣映像観ただけですが、衣装やセットのディテールの細かさだけでも
十分惚れました。
たーのーしーみー。
(死んでる?二人が塩漬けにしか見えません…)