ほら暑いしね

昨日、友人より借りた「荊軻」（高陽・著）を読了。
友人曰く「実用的だけれど中だるみが・・・」という話で
私が読んだのは第一回目だから中だるみにすらいっていないが
非常に実用的な知識を貯めることができて楽しい。

特に風俗や道具の使い方の描写が細かくて便利ぃー♪
その分、荊軻の心理描写におけるテンヤワンヤな心境も細かく・・・
いやむしろ細かいことで感情移入が難しいかもしれない。
面子にこだわるこの意地っ張り加減が中華男子でございますよ！

そうそう、絶対に折れちゃあかんよ。
折れたとき、それはこゐに落ちやがって義兄弟になりたい★
というフラグが立った瞬間であります。
単純バカ直情型の舎弟を主人公にあてがうが定番だが
（とにさんにきむじゃんとか、りんちぇにきむじゃんとか）
腹ペコのときに当時のご馳走である狗料理をふるまっちゃって
胃袋から主人公を落とすとは・・やるな君わ・・。

通勤中の読書はそんな状態だが仕事中に聞く曲は夏休みっぽく～。
「我們一家都是人」（阿牛＆阿煇／マレーシア版）
福建語と潮州語のマレーシア風味のアルバムだ。

これは自分の持っているバカ商品でも貴重品にあたり、
輸入商人に頼み込んでマレーシアの中国人の村だか集落で
探してもらったため原価へ交通費を上乗せされた思い出の品なのだ。

だって、、ネットが世界を覆ってもこのCDは通販されてないんだもん（汗

そんなにしてまで欲しいなんて凄くいいの？と聞かれると困る。
夏の海辺で山で聞いたり歌うとちょうどいい感じの
阿牛らしい曲なので興味があればぜひ。