NOと言える人になりたし
2009年6月17日 エッセイ明け方近くに体調が悪化したため急遽会社を休んだ。
ここ数日の気圧の急降下でやられたのもあるが
母主導のコンカツが主な原因に間違いあるまい。
私には縁がないはずだったものが・・まったく。
母が諦めるまでお茶を濁しておこう。
そんなやさぐれ気分を晴らすべく
途中眠ったりしながら
「帝都探偵物語3」と「鬼流殺生祭」
「銀河不動産の超越」、「毒草師」を読む。
「鬼」はまだ途中だが正直に言えばハズレな気配が濃厚。
小説において舞台をあらわす背景描写は
異世界へ読者をいざなう装飾であり
また現実世界とのハードルともなっている。
この描写の挿入の仕方次第で
作者の世界へ読者を引きずりこめるかどうかが
決まるといって過言ではない。
その意味で「鬼」はミステリとはいえ上手くない。
いらん註釈でお客さんに逃げられている。
同じような世界を舞台にしている「帝都」では
さりげない小道具に意味を持たせて
読者にハードルをよじのぼらせるような
手間をとらさせないのはさすがだ。
「銀河」の人間関係はステキなのだが
理想過ぎてファンタジーになっている。
森さんだしね(苦笑
「毒草師」は相変わらずの高田節。
Q.E.D.シリーズ主役のタタルさんの向こうを張る
”毒草師”御名形さんが主人公に躍り出た作品だ。
薬学部出身の作者が書くだけあって
漢方薬から西洋薬まで説明が細かくて読み応えあり。
トリックがメインではなく古代の文化に関する
独自の観点が主体になるストーリー展開が特徴だが
今回はその観点の描写が少なくて共倒れ感がある。
ここ数日の気圧の急降下でやられたのもあるが
母主導のコンカツが主な原因に間違いあるまい。
私には縁がないはずだったものが・・まったく。
母が諦めるまでお茶を濁しておこう。
そんなやさぐれ気分を晴らすべく
途中眠ったりしながら
「帝都探偵物語3」と「鬼流殺生祭」
「銀河不動産の超越」、「毒草師」を読む。
「鬼」はまだ途中だが正直に言えばハズレな気配が濃厚。
小説において舞台をあらわす背景描写は
異世界へ読者をいざなう装飾であり
また現実世界とのハードルともなっている。
この描写の挿入の仕方次第で
作者の世界へ読者を引きずりこめるかどうかが
決まるといって過言ではない。
その意味で「鬼」はミステリとはいえ上手くない。
いらん註釈でお客さんに逃げられている。
同じような世界を舞台にしている「帝都」では
さりげない小道具に意味を持たせて
読者にハードルをよじのぼらせるような
手間をとらさせないのはさすがだ。
「銀河」の人間関係はステキなのだが
理想過ぎてファンタジーになっている。
森さんだしね(苦笑
「毒草師」は相変わらずの高田節。
Q.E.D.シリーズ主役のタタルさんの向こうを張る
”毒草師”御名形さんが主人公に躍り出た作品だ。
薬学部出身の作者が書くだけあって
漢方薬から西洋薬まで説明が細かくて読み応えあり。
トリックがメインではなく古代の文化に関する
独自の観点が主体になるストーリー展開が特徴だが
今回はその観点の描写が少なくて共倒れ感がある。
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