そういうコンセプトで選んだわけではないが
たまたま予約リストへ突っ込んだのがソレだっただけ。

「PTU」
香港映画、トー作品。
PTUとは香港警察における特別機動隊のこと。
花火大会やイベント警備からデモ警備に暴動鎮圧まで行い
中堅どころの警察官が配属される。
ベレー帽、迷彩柄のつなぎをまとっっている警官がソレだ。

刑事がささいなことで拳銃を失くしてしまい
出くわしたPTUと一緒に夜の香港の街を駆けずり回る一晩の物語。
CID(犯罪捜査をする私服警官)も出てくるし
多種多様な香港の警察と町並み、食べ物を堪能できる。

監督らしいキーとなる物品の取り換え間違いや
敵味方が逆転、錯綜する展開に闇夜のスポットライト演出も出るし
トー作品を見るための基本として鑑賞を勧める。

「ホット・ファズ」
イギリス映画。署名活動により日本公開が実現した隠れた名作。
ヤードが誇る名刑事が田舎に転属される。
犯罪とは一見関係がなさそうな美しい村には住民がひた隠す
不都合なものがあり、名刑事は捜査を開始する。

じさまばさまがショットガン撃つわ、ソード持ち出して攻撃してくるのに
対する警察官も容赦なく顔へとび蹴りをかましてくる。
下ネタ満載のひねった科白回しに歴史がありそうな建物や
家具で炸裂する新旧とりあわせた武器が面白い!

ハリウッド物で見かける銃弾の嵐による機械的な殺戮ではなく
刃物や鈍器によるホラーもどきの殺人が連続するので
そういうのが苦手な方は大変かもしれないが必見のサスペンス映画。

この映画を見ているときに主役がウケウケしい人やなあと思ってしまい
自分の脳みそが腐っているせいだわ、あかんねと反省していた。
しかし特典映像でこの主役と相棒によるホモネタジョークかまされて
「さすがイギリスは違うわ☆」
と妙に感心いたしやした。何でもありかーハハハ。

コメント

nophoto
たかい@江湖のわるいおともだち
2009年5月6日18:47

N●Kとえげれすは、モノツクリ情熱のキャパ3割くらいを
ホモネタ専用に割り振っているとしか思えない。

かりん
2009年5月6日22:28

ということは、某国営局で放送した
「ホームズ」や「ポワロ」は濃縮ホモネタなのか!
ひーん(爆笑)