残業連続って言っていた割には会社を2日連続で定時に退社した。

片岡千恵蔵の映画見たさと思われるといやんなのだが
今日は社内トラブルにより、八当たりされるかもしれないと
上司より撤退指示があったからだ。ありがたや。

期待に応えて「ご存じ いれずみ判官」を鑑賞。
千恵蔵主演の遠山金四郎もの。裃姿なのにあんなに早く
動けるなんて素養の違いをみせつけられた。

本日は中華映画2本目「集結号」の日。

どっかで見た絵だなーと思ったら
「若き日のインディ・ジョーンズ」で刷り込まれた
第一次世界大戦の塹壕戦のような絵が前半いっぱい続くのだ。
年代は1948年以降。装備としては戦車も地雷も出てくるから
こんなもんなのだろか。

監督は「天下無賊」や「夜宴」のフォン・シャオガン。
今風とはいえ非常に大陸らしい映画を撮る人だが
決め手にかける作品が多くて残念なタイプだ。
なんというか、、ほかほかご飯と副菜はいいのに
お肉がどこにもなくて物足りない感じに近い。

今回は内紛を生き残った兵士が戦後をどう生きたかという
戦争場面と一時の休息を交互に挿入して緩急をつけている。
国内での同じ民族間対立だったこともあって敵方の顔が
見えないカメラワークからして大陸向け映画だが
烈士陵を目の前にして実際に戦った兵士の葛藤など
これまでにない中国の戦争映画になっている。

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