歌舞伎鑑賞第二弾

2009年4月4日演劇

前回歌舞伎にご招待したところが
母上より「玉さまの出番が少ない」とクレームが出たため
やむなく女形の名舞台といわれる「伽羅先代萩」のチケットを取った。

内容はいわゆる伊達騒動から取材した今でいうところの再現ドラマで
本名を憚って室町時代の足利家にしている。
この辺りは「仮名手本忠臣蔵」と同じ。

荒事が少ないため唄いや細かい演技を見る必要があり
初心者には少々大変な演目ではあったが
１２時間時代劇スペシャルを見せられるような
見ごたえあるお芝居だった。

こういうのを見始めてしまうとテレビの時代劇の影がどんどん薄く・・。
歌舞伎を見て当たり前のように所作や小道具を揃えられる
スタッフや役者がいないのが原因とはいえ少々さびしい。

で、これを見た後でイマガワ監督の「真マジンガーＺ」を鑑賞。
相変わらずの暴走っぷりとド派手でケレン味溢れる演出の中に
歌舞伎の影響を見て感じいることしきり。さすがだ・・監督（涙）

ネット配信に負けないために同時放送をする番組もあるが
こちらは放送終了後に公式でネットで配信がある。
金曜日の楽しみになりそう。