会社を脱走する原因の一つには衛星放送におけるアニメ番組の存在が大きい。なんせ録画ができないのだから生放送を見るしかなく、そういう意味では子供の頃に見ていた態度に近い緊張感がある。

最近はNHK「タイタニア」、加えて12月より「蟲師」が深夜に放送する。
あんなにボロカス言っているくせにーと思われるだろうが
こういう架空歴史ものは非常に貴重なので見てしまう。
アニメ演出のリディア姫はデフォルメのしすぎで馬鹿っぽくていけない。

特に宇宙モノは少ない上に今の売れ筋である美少女系のポイントを排除すると
ますますいけなくなってしまう。

そんなマンガやアニメ界の風潮へ挑戦してくれたものが写真の作品。
「70億の針」
帯では出渕さんが推薦しているし、これは買いだなと平積みよりチョイス。

ヘッドホンをし、人との接触を限りなくしない少女が宇宙船の事故をきっかけに
宇宙人と共生しながら宇宙船が地球に近づいた原因である敵を倒すことになる。

こんなに真正面から宇宙ものマンガを描ける人がいようとは!
「鉄腕バーディ」がへたれ少年とパワフル女性という
微妙にズレてはいるものの、美少女系をかませているところを
ストレート直球、SF映画のごとき演出で読ませられる。

「プラネテス」以来の大物と見ていいかと思われるので来年の2巻目が楽しみ。
SF物ならば先日買った鶴田謙二「エマノン」が今年の単行本大物(笑)

さて。
グッズ売り場を覗いていたら「ソウルイーター」を発見。
缶バッチではパパがいて、ファスナーにつけるものには博士がいて・・
なぜ同じタイプの商品に二人揃って出してくれないのか。とほほん。

テレビ放送では第二シーズンに突入しており、OPとEDの演出・音楽が
非常に気に入っている。いい動きしているのでぜひ見て欲しい。
最終回まで終わったら主題歌集が絶対出ると見込んでいるので待っておく。

最近好きなキャラクターのグッズが見つからないのは
今の風潮と相容れないためなのだろうか。イバラ道だ。

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