本日は胃

2008年6月30日 映画
会社帰りにバカ映画祭へ行くため、早出出勤をして仕事を定時で終わらせ
る作戦を決行せねばならない。が、本日は同僚らと外出先で待ち合わせて
皆を待っている間にスタバでコーヒー飲んだら・・

胃痛おこしましたorz

身体が弱っているときのコーヒーはまずいと思ったのだが、いつもの救い
メニューであるスチームミルクがメニューで見当たらなかったのが敗因。
むしろスタバに入ることが鬼門だったかもしれず。

太田胃散飲んでも効かないが、とりあえず本日の映画へ。

「ファイヤーライン」
ジョニー・トー監督。消防士たちの青春や火との戦いの物語。
平日にも関わらず前売り完売。集まっている人らも分かっているプロ
ばかり。前々日、昨日とお会いしましたねーな人たちも(笑)

前半部分は登場する消防署のメンバーたちの私生活や青春模様。
鬼軍曹な新しい上司、入隊したての青年、青年を心配している父ちゃん
男前な女性消防士など。ここの部分は懐かしい70年代の青春ドラマなんか
思い出してしまう。こんなぬるい青春話の合間にちょろっと救出活動映像
を出したら苦情を書いてやると待ち構えていた。

そこは期待を裏切らない監督。2/3は救出劇。しかも本当に火を使った
火災シーンだ。キャストもスタッフも命がけで撮影したとのこと。
この火の場面こそ、この映画の真骨頂で一番評価されている。消防士映画
といえば「バックドラフト」が有名だが、あの映画以上に火が生々しく
まるで生きているかのように天井を舐めていき、消防士らに絡みついて
いく場面は圧巻で、セリフがないこの場面で気づいたら涙がこぼれた。

演技だけでない人間の本気は本物を使い効果的な演出があってこそ観客に
伝えられるということをまざまざと感じさせられた。
ところで。。エンドロールですぺさるさんくすに紡績工場の名前があり。
これって大火事出す場面の紡績工場か?もしや建て替え前に火をつけて
いいですか、とか言ったのでは・・監督の男気というか工場の社長の男気
に泣けました、まる(笑)

俳優さんは「このこゆこゆ顔がいつの間にかオトコマエに見えてしまう」
ラウ・チンワン、「チンワンを中和するために淡白なハンサムさん」
アレックス・フォン。そして、、我らがトー監督作品で探さねばならない
アイドル(?)俳優ラム・シュは一瞬だけ出ている!観客はラム・シュが
出ただけで大笑い(みなさん、お好きですね・笑)クレジットで「事務」と
なっていたので人手を補っていただけのようだ。

明日は本命のティ・ロン主演「楚留香」。勢いがあったら「空とぶギロ
チン」も。これが今回で最後のショウブラ武侠片の鑑賞となる。

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