映画日和

復帰後初の映画館で鑑賞。気合も十分、早く行って整理券貰わねば・・あ、聖火リレーの中継やってる♪と自宅でテレビを見ていたら、予定よりも30分遅刻する。

1本目は韓国映画。
「妻の愛人に会う」
いわゆる韓流スターが出演していないロードムービー。コメディと皮肉っぽい展開が韓国らしいのだが、このまったりさは台湾映画のようでもあり。爆笑ではなく、「あるある、こういうこと」という苦笑で楽しむ作品。オススメ場面は主人公が乗るタクシーがエンコしちゃって、運転手(主人公の妻の愛人)とバトミントンしたり、スイカ食べたりするシーン。海外の映画を見ていると、なぜそんなもの車に積んでるの！とか日常の違いが楽しくて仕方ない。

2本目はロシア映画。
「モンゴル」
いうまでもなく浅野主演のチンギス・ハーンの物語。見るまでに様々な批評を読み、覚悟を決めて、いざ出陣(笑)

えーっと、浅野テムジンは王者の風格や貫禄があり、浅野じゃない何者かになっていて、とても好感を持てるのだが、この映画において彼は「ヒロイン」だと思う。子ども時代も含めて何回も拉致られては逃げ出して周囲の人に助けられ、奥さんのボルテを迎えてからは奥さんが救出活動していた。

この奥さんが最強で、テムジンの嫁選びのときに「私にしなさいよ」と言って指名させ、テムジンが投獄されれば身を売って金をばら撒いて救い出す。美人ともいえなくはない顔立ちだが、芯の強い目線が印象に強く残るタイプの女性。

盟友のジャムカ役は「セブンソード」に出演した孫さん。毛皮のコート着ていても、あの役を思い出してしまうのはヘアスタイルのせいだろう。親友と敵役の矛盾しそうでしない微妙な心持ちを演じていて、主役じゃないのかー！と思われそうな存在感がある。

戦闘シーンはさしていうこともなく。どちらかというとテムジン拉致などの展開で、あっという間に馬で追いつき、掻っ攫っていく場面。馬を持っていない→貧乏というのは、こういう現実かと改めて実感させられる。

他は、、牢獄に入れられた浅野テムジンに救いの手を差し伸べる僧侶が中国語を話していて、耳がとても落ち着いたこととか(笑)

続編もやる気らしい、とニュースで見たが、この続きってジャムカと再び対決とかそーいうことか？トグリルが気になるのが、撮っている国の言語が音声も字幕も自分は不自由するので、日本公開してくれなきゃ困る。

先日より耳の聞こえが更に悪くなり、自分の話している声が通常のように聞こえず、人との会話がしづらくなってきた。以前、耳鼻科の先生が判定した方法で再びキョンシーのごとくステップ・・・予感的中、再び中耳が腫れちゃっているようだ。ストレスや疲労が原因、、心当たりが多すぎて寝るしかない。