先日、某CD店へジェイ・チョウ日本盤を見に行ったら、なんていうのか・・「ミイラ取りがミイラ」とは違うな、スーパー行ったら豆腐だけのつもりがインスタント麺を買ってしまったというか。「上海グランド」と「008皇帝ミッション」のDVDをレジへ持って行っちゃったわけであります。

ちなみに、このDVDと「セブンソード」、「さらば、我が愛」を比べて悩んだ挙句に「今の私には笑いが足りない」ということで選んでしまった。。。このセレクトに香港バカの人々から、こいつも香港バカだと賛同してくれるに違いないぐらい名作バカ映画(笑)

しかもタイトルが懐かしい「○○(人名)の〜」。90年代の香港映画が日本に流入してきたころは、こういうタイトルが基本だった。ジャッキー・チェンは別格として「ユン・ピョウの〜」「サモハンの〜」とか。当時、地方のレンタル屋でも置いてある確率が高いのはチョウ・ユンファものかジャッキー・チェン、ユン・ピョウにレスリーにetc.しかし、なかなか出なくて辛かったのが、このチャウ・シンチーものだ。喜劇王だけあって、日本でウケづらいため。

「少林サッカー」の成功以来、日本でも知名度があがってきたため、割と見やすくなったが、その前の作品はなかなか日本版は少ない。日本人でも見やすい(笑える)のは「食神」か。

この映画は武侠小説好きなら絶対見ろ!とまで言われるパロディ映画として有名であり、香港らしいサービス満点のコメディ映画だ。

特に私が好きなのは、カリーナ・ラウ演じる主人公の奥さん。旦那さん一筋のかわいい奥さんで、ステキに無敵に強い。旦那の骨をへし折るぐらい強い(笑) 旦那とラブラブ旅行の演出もかわいいのでオススメ。このシーンと惨殺シーンが交互に入るのも香港らしくてよい。

他の見所というと・・・香港お得意の女装かなと。90分以下なのに120分ぐらいの濃さを感じる、黄金期のコメディ作品。

ぢつは、、「上海グランド」を見終わってから「皇帝ミッション」を見たのだが、この頃の香港映画は夜の闇の表現では人物や対象物にブルーやレッドのライト照明を当てる。これだと画質が悪くても何をやっているかが分かりやすい。

私が初めて香港映画に熱中したのが「霊幻道士」シリーズのテンテンが出ていた頃。つまりブルー照明に、キョンシーが出るような気配ではスモーク焚いていた頃・・・これが一番しっくりくるわ(笑)

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