乗馬をやっている、とはいえども今まで生きてて運動関係の評価は「10年やって、やっと一人前」という、気長かつマイペースな、ゆるーいレベルだ。おかげで自分よりも後から始めた同年代にあっという間にレベルを抜かれている。

ええ、唯一の長所が「長く続ける」「ケガしない」ぐらい。
おかげさまで水泳とスキーとバトミントンは悪くない程度できる。
スノボーやってみたいけれど、まあ・・・長く続けられるか微妙なので、所沢の室内スキー場で一日レッスンとかやってみようか(苦笑)

で、本日も乗馬へ行ったわけだが。
「天高く、馬肥ゆる」時期っていうのは、馬は人間よりも体温が高いため暑さに弱い。日本の夏は特にダラダラとしている。涼しくなってきた秋は、夏場と違って走り出しやすいのだ。ということで、指導員の先生方は注意を払いだすのである。

駈歩の練習に使われる馬は特に走りやすい。私が使っている馬も命令に鈍いくせに走り出しやすい。しかも、先週は馬が足をケガしていたということで休んでいた。

爆走しやがりました。

思わず姿勢が崩れて馬の首にしがみついた前傾姿勢になったために、更にスピード上げて走り出した。競馬の騎手のように、前傾姿勢は馬にとって走りやすい。なんとか上半身を反らす姿勢に立て直し、必死で手綱を手繰り寄せて止めることに成功した。

指導員と一緒にレッスンしていた人たち絶賛の驚異の持ち直し(笑)

先生曰く「スピード上がった時点で終わったと思った。止められたのは成長のしるし」

スピード上げられても姿勢を崩さないためにも、馬についていけるような鞍への座り方とかあぶみを踏み込むとか色々指導を入れられた。

以前の落馬したときは廻って足からソフトに着地したし、交通事故のときもボンネットにのっかって捻挫で済んだり。とっさの身体能力はいつもの自分じゃ考えられないぐらい、スタントマン張りの華麗さのようだ。運は悪くないんです、運動能力がないだけで。

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