課題図書の岩波文庫。今回は《退屈な話・六号病室》チェーホフ。
薄っぺらい本を選ぶとロシア文学ってどういうことだ・・。
「退屈な話」引退近い老教授の家族や仕事にまつわる日々の話というとミもフタもない。インテリの鬱々とした日常を巧みに描写しており、タイトル通りに退屈しかける。
「六号病室」病院長が精神病患者とつきあっていくうちに逆転移とみられて、自らも精神病棟へ入れられてしまう話。狂気と知性は紙一重というべきか。それこそ正常と異常の差はどこにあるのか?現代にも通じ、肌寒くなる名作であろう。ロシア文学になれていない人に注意。この作品では名前が似ている人が多いので、混同しやすくて読解が大変かも。
次回こそロシア文学から抜け出そうかなー・・ちょっと疲れた。
薄っぺらい本を選ぶとロシア文学ってどういうことだ・・。
「退屈な話」引退近い老教授の家族や仕事にまつわる日々の話というとミもフタもない。インテリの鬱々とした日常を巧みに描写しており、タイトル通りに退屈しかける。
「六号病室」病院長が精神病患者とつきあっていくうちに逆転移とみられて、自らも精神病棟へ入れられてしまう話。狂気と知性は紙一重というべきか。それこそ正常と異常の差はどこにあるのか?現代にも通じ、肌寒くなる名作であろう。ロシア文学になれていない人に注意。この作品では名前が似ている人が多いので、混同しやすくて読解が大変かも。
次回こそロシア文学から抜け出そうかなー・・ちょっと疲れた。
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