手放しじゃあ喜べねぇな

ご存知、大泉洋さんの名言でございます(笑)

劇団のリーダーがフツーの勤め人を辞めて、北海道へ戻った挙句に「劇団やるべ！」と言ったときの発言で、色んな場面で応用可能なので使わせていただいている。

本日、乗馬クラブで指導員2人から「初心者複合から初心者馬場へ行ってよいぞ」なるお言葉が出たため、色々出費がかさむ。初心者馬場を卒業したら、今度こそ憧れ（？）の駈足へ。まさしく上記の言葉の使い時・・・節約月間だったろーオレ。

そういうわけで本日は「満城盡帯黄金甲」を見る。日本版はないので、香港版。

唐の時代の皇帝が抱える秘密を軸に展開する歴史絵巻ときっと日本で公開されたら書かれるあらすじだが、テーマは「家族内の問題解決は陰湿にせず、テーブル上で解決しましょう！」だと思われる。

皇帝は皇后に毒を盛っていたり、皇后が前妻の息子とできちゃっていたり、三男坊は帝位を狙っていたり、皇帝の前妻が生きていたりと「おーい、みんな何してる！」というドロドロな秘密があるわけで、それを知って走り出しちゃった息子の恋人と一緒に逃げ出したくなる私(笑)。

一言で言うと「華麗なる一族」なのか？？セットが日本でよくある、教養のある人しか分からん一級品をぞろって置く豪華さでなく、だだっ広い場所で、しょーもないことをさせる人をたくさん使えて、数と色と物質勝負の中国センスはさすがとしかいいようがない。中国のファンタジー宮殿なので、歴史的考証とかそういったものを挟む隙間もなく、圧倒的量と激しい戦いに溺れること請け合い。

唐代なので胸の谷間が見えます。うふふふ。
コン・リーはきっつい女性をやらせたら天下一品だと思う。
小さい画面で見たので、ぜひ映画館の大きな画面で細かいところまでチェックかけたいところ。