映画『黒白道』

2007年1月11日 映画
相方に頼まれていたローカル局のラクビー中継を録画したDVDを渡す。お返しに昔私が撮っては渡していた「水曜どうでしょう」のビデオをダビしてくれるとのこと。なので、せっかくだから「十勝十番勝負」を依頼した。

#十勝でワイン城とか観光地を巡って対決する(食べるだけ?)だった
#ような記憶が。海外ロケで予算がなかったため、北海道内ロケと
#いう定番スタイル。安田顕が初めて番組内で登場だった気がする。

そろそろ人から借りているDVDを返さなきゃなあ!と気合を入れて香港映画『黒白道』を見る。日本語版は出ていたか不明。英語タイトルが「オン・ザ・エッジ」だから、検索すれば出てくるかも。

あらすじとしては、マフィアの潜入捜査をしていた警察官がついに目的のボスを逮捕することに成功して、警察復帰になった。しかし、警察では長年マフィアにいた彼に対して疑惑の目を向けられ、また潜入していたマフィアからは裏切り者として命を狙われたりと
双方から軽蔑されることに。彼の行き着く先は?

「インファナル・アフェア」以来、刑事役ばっかー?と思われるベテラン刑事役にアンソニー・ウォン。元潜入捜査官に張家輝(ニック・チョンって日本語では出ているかと。レオン・カーフェイ(漢字では梁家輝と書く)のせいで、チョン・ガーファイと覚えているため、頭が痛い我)。裏切られたマフィアのボスにフランシス・ン(こいつも「インファナル・アフェア2」に出演)。

警察に馴染めず最後にブチ切れて、心にある言葉を吐き出す張家輝に心臓わし掴み。マフィアのボスが逮捕される際に張家輝に言ったセリフ、潜入捜査中や警察に復帰後の聞き込みで目的の人物の子供に話を聞かせないように連れ出している際の会話、全てにしみじみと感じさせられる、やるせなさがいい。極めてアジア的義理人情や組織の絡みによる逃げ道を塞がれていく展開はさすが。

DVDで鑑賞しているわけだが、おまけに他の映画の宣伝も。「鬼城」というホラー映画が気になるが、ホラーは苦手で、夜見られない。。香港版を見る場合は家族に迷惑をかけないよう、深夜こっそりが基本なのだが、ホラーは、ホラーはっ!!(苦悩)

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