王の男

我が友人のタユタさんはうっかり「『王の男』見たいなあ」と言ってしまったがために、「車ねぇし、どうしようかなー。またチャリ？」と思っていた我に捕まる。

というような郊外型大型商業施設に併設されている映画館へレイトショーを見に行く。

感想。
イ・ジュンギと王のゲイ映画じゃないのかよー、ちっ。

というのは冗談で、思わせぶりな宣伝写真にうっかりそう思った私がよくない。韓国らしい恨(ハン）がベースにある、熱い芸能魂炸裂な友情話です。韓国古典芸が展開されるので、その踊りや独特の鳴り物が楽しめる。

難点としては、韓国の歴史や文化を知らないと、分かりづらいところ。そういう意味では『始皇帝暗殺』といい勝負かもだ。

今回の私の注目点。イ・ジュンギ演じるコンギルという女形の役者が王より官位を授与され、狩りに出かけた場面。んー・・馬に乗ってるコンギル。普通の庶民は乗馬できるのかあ？

乗馬始めてから役者の馬に乗っている姿勢が気になって仕方ない。これも車の教習所から出たばかりのときに、他の人の運転方法を見てしまうのと一緒かもだ。

ついでにチラシゲット。
「墨攻」
原作小説があるにもかかわらず、マンガの絵の原作者が表立って発言するのはいかがなものか。漫画脚本家もいるというのに。原作小説は難しい上に話が地味だったからなのか、原作者をスルーされていたらイヤだな。

「蒼き狼」
煽り文句がジュチ中心をほのめかしているかと思ったが、よくよくあらすじ読んだら、チンギス・ハンが主役でほっとする。いや、ジュチ主体だったら私とそのほか数名のジュチファンが小躍りして何回でも見に行く可能性もあるぞ(笑）