「古龍の四本眉毛の新刊(邦訳)出たみたいよ」

ぐはあ!そんなの予想外だ。
さっそく書店サイトを検索すると、すでに出版されていたので取り寄せ依頼をかけた。この手の本は増刷されることなく消えることが多いため、発売されたら即購入が基本である。

友人間で言う「四本眉毛」シリーズというのは、正式名称「陸小鳳」シリーズである。主人公の陸小鳳が眉毛(2本)と眉毛のような口ひげ(2本)をたくわえているために「四本眉毛」と小説中で呼ばれているためだ。

《決戦前夜》土屋文子・訳。今回は映画「決戦・紫禁城」の原作。チャウ・シンチーもパロディでやってるぐらい有名な話だ。

前回までは阿部敦子さんだったが、ここで選手交代。監修は引き続き岡崎由美さん。武侠小説の邦訳三人衆だ。親分は岡崎先生で金庸を日本で紹介した人であり、阿部さんは《陸小鳳外伝》を小学館文庫(絶版)で出していたため、2巻まで邦訳。土屋さんは映画「セブンソード」の原作本(《七剣下天山》徳間文庫)を邦訳している。

ネット書店では原作者の名前ではなく、邦訳者の名前で連絡が届くようになっていたため、阿部敦子さんで指定したので、メールが来なかった。今度は土屋文子さんでもチェックしておこう。

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