毎度お馴染み六本木シネマートにて本日、映画のWヘッダーが敢行された。お付き合いいただくのは、これまたお馴染みのqiu大姐。

この映画館は従業員の就業態度が最低だが、前回の早朝から待っていた教訓により、システムはほぼ把握したといってよい。

朝一に当日の全部の回の指定券の引き換え・販売をする。そのため、その日に見るもの全てを朝に全部押さえることが可能である。

今日は一番早くやる映画が10時半の韓流だったよなーと思い、9時半に映画館に到着。10時近くなっても開かないと思ったら、華流シネマウィーク期間は10時半開場とのこと。土日で映画放映初日に何じゃそりゃ。

本日はスティーブン・フォン監督&出演の
11:45 「ドラゴン・プロジェクト」
14:25 「エンター・ザ・フェニックス」
という予定である。

チケット引換後、早めの昼食を取っていざ鑑賞。
「ドラゴン・プロジェクト」
思春期の娘と息子に嫌われている父親(アンソニー・ウォン/頭文字Dの文太役)が元情報部員だったために拉致された。その父親を助けに娘と息子は戦いに出る。

娘とその娘の友人役が大人気のTWINSという女の子たち。初めて動く彼女らを見たが、めっさ可愛い!その上、アクションが女の子らしい柔らかな動きに釘付けになる。

そして物語のカギを握る老人のワイヤーアクションに笑い転げ、娘の彼氏(ダニエル・ウー)と息子(スティーブン・フォン)の女の子に対する腰の低さに香港を読み取るべし。

この映画と次の合間にお茶して、もう1本!
「エンター・ザ・フェニックス」
コメディー映画。そして、豪華キャストなのに単館って一体!
マフィアのボスの跡目を巡り、てんやわんやの大騒ぎ!跡継ぎの息子には言えない秘密が・・・。
豪華キャストのご紹介。
危篤状態のボスがユン・ピョウ!(昔は深夜によく放送していましたな。ユン・ピョウの何チャラという刑事モノ映画が)
敵対するボスの娘にカレン・モク(「食神」で主人公のチャウ・シンチーを追っかけまわした、あの出っ歯の姐御です)
太鼓持ちのチンピラ、チャップマン・トゥ(「頭文字D」の拓海の親友)
ジャッキー・チェンも出るし、NG集もエンドロールにあるし、ステキ娯楽映画の要素は揃っている。

香港ノワールを見ている人ほど笑えると思うが、下品ネタでもからっとした陽気な笑いで楽しめる。マフィアの幹部、スキンヘッドのハチは「大岡越前」の源さんみたいで、この作品の笑いを支えている。これはDVD買ってもいいぐらい面白くて泣ける。

肝心の跡継ぎの息子はダニエル・ウー。やっぱかっこええわー、あの演技(しなっとした動き)でも惚れ惚れしております。秘密ったって、ゲイってことぐらいですが。ネタバレではないので、全く無問題。おねえ言葉に翻訳されているが、これ吹替ってどうなるんだろ。

次回は10日に「剣客之恋」。武侠映画だー!

コメント