朝からがんばって早起き。
なぜにがんばってか。昨夜、急に思い立って本のタイトルを探して、図書館を検索したりなんぞしていたら朝の4時になっていたのである。医者にバレたら、また怒られる所業だ。

さて、昨日の本の話。
検索できなかった隣町の図書館で偶然にも本日返却されたため、《死体まわりのビジネス》即ゲット。ついでに古龍《英雄歓楽》1巻、《水滸伝》2巻を借りる。
検索で出てきてはいたが遠い図書館に所蔵だったため、地元の図書館にて《中国人の死体観察学》は取り寄せ依頼をかけた。そのついでに(死)《飲食男女》アン・リー、《財務がわかる人になれ》井原隆一を借りる。

後から気付いたが、アメリカの翻訳本orビジネス書を図書館で借りるとはものすごく意外。クレジットで買っていたら即「本当にあなたがカード使ったんですよね?」と聞かれるくらい意外な選択である。

血迷ったわけではなく、ちゃんと普通に本屋では《拝み屋横丁顛末記》6巻や《執事の分際》文庫版を買うくらいだから正気であろう。

私の読書歴を振り返ってもぶり返すかのように突発的に「死体」「ビジネス書」をむさぼるときがある。

「死体」:高校時代に読んだ上野正彦氏《死体は語る》に衝撃を受けて以来の永遠のテーマ。西洋と東洋の違いはこの死体との向き合い方であろう。西洋思想でいえば、死体とはただの物体なのである。魂が入っているわけではなく、本人が天国へ召される(地獄へ落ちる)ものであり、肉体には精神性を持っていない。東洋では肉体さえ残っていれば魂が戻ってこれたりする場合もあるということで、大切に扱われるのである。これが移植手術に抵抗がまだある思想上の理由と聞いた覚えがある。そういう思想上の問題もあったりするので、死体をテーマにした文化学というのは面白いのである。

で、昨日の2冊は時代は違うものの正反対の死体への扱い方なので大いに興味があるのだ。読了したら感想を上げる予定。

「ビジネス書」:本当は大嫌いなのだが(苦笑)、年寄りの自慢話や昔話は大好きで、更にいえば歴史から学ぶ内容となったら更にぐっとくる。所詮じじい好きな私_| ̄|○
今回も中国古典を引用している&実務の経験話があるので選択。

アン・リーについていえば、今年のアカデミー賞受賞監督さんでございます(笑)。台湾で映画化した話の原案なので、受賞作品前に読んでおこうとつい。

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