大学にて漢学会へ参加。

卒論の際に副担当だったが、恩師でもある老講師が退官とのことで、今回最後の講演をするという。

その前に上海の大学の先生の講演やら、院生の論文発表なんかの山を越えて。時間が押す押す。その最後に老師の講演。

初っ端から「あー講演というか、いつもの授業みたいにしますねー」と懐かしいばかり。「このあたりを説明すると時間が足りないので話しません」とはしょるのも相変わらず。そして決められた時間にぴったり終わる職人芸(笑)。先生からは最後の言葉として「勉強はずっとやり続けてほしい」ということを言われた。それを噛み締めつつ、先生が現在中国の研究者と研究中の「日本漢文小説の研究」についての概略本を購入。冷やかしでもいいから学会への参加を希望されていたので、本当に冷やかし気分で行く予定。

武侠小説や中華芸能で浮かれていた気分を一喝されたような心持ちで真面目に講演を受けとめて、初心に帰って漢文を読んでみる。

先日、名球会入りした豊田さんへお祝いの花かご&電報なんぞを贈ったが、お礼のハガキが届く。印刷物ではあったが、無事に物を受け取ってもらえたのが分かって嬉しいかぎり。

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